堀坂山


堀坂山から東を望む
堀坂山から東を望む

【日 時】2012年 5月 5日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】堀坂山(757m)
【山 域】松阪(三重・松阪)
【ルート】 (12:35)堀坂峠--(13:30)堀坂山--(13:45)雌岳--
(16:15)堀坂峠
【所要時間】3時間40分
【メンバー 】単独


良い天気になった。この昨年の時期、堀坂山でヒカゲツツジを見た記憶を頼りに出かける。軽食をザックに詰め込んでスーパーで弁当を買って出発。伊勢道沿いに進む。ベルファームは臨時駐車場も車で一杯。松阪ICを右に見て県道を右折。森林公園も車が多い。堀坂峠の前のスペースは盛土になっていた。峠周辺の工事は完了していた。路脇にも駐車が多かったが既に下山した人も居り若干のスペース有り。身支度を整え出発。

石門を抜ける。植林帯の中のジグザグの坂を登っていく。尾根に出ると風が吹き抜け気持ちが良い。次々と下山する子供連れのファミリーと行き交う。赤いレンゲツツジの蕾が咲いている。植林帯の間伐も行き届き適度に日光が射している。ジグザクに登っていく。400m標識から傾斜が緩む。岩を越えると大日如来像に着く。急坂の自然林に変わる。分岐は右の植林帯のルートを採る。左折する。山頂の土手には紫のスミレのような花が咲いている。

視界は伊勢湾の海岸線、松阪・津の市街地、朝熊山、鈴鹿、矢頭山、大洞山、伊賀富士などが識別できる。山頂には5〜6人の東洋人らしい若い男性グループが居た。どこから来たのか尋ねると年配の日本人がインドネシアと応える。この辺りの山にも精通しており、彼らを管理している人のようで、ゴミやタバコに注意していた。

さてこれからが本日の目標である。勢津・森林公園方面に下る。植林帯の中の急坂を下って勢津との分岐。ベンチがある。稜線に乗って暫く進むと雌岳。石窟の前で昼食タイムとする。

ここからは自然林の尾根道になる。全体的には下りだが所々にアップダウンがある。昨年、見覚えの有るところを通過したが、黄色いヒカゲツツジは見当たらない。単独の男性の登山者に「黄色のツツジを見掛けなかった?」と尋ねるが、「赤いツツジなら見たが、黄色は?」の返事。どんどん下って行くと植林帯の入口になった。ここから下にはないことは知っている。残念だが来た道を登り返す。三人の下山者にも聞いて見るが「見なかった」の返事。ユックリ路脇を確認しながら引き返すと、昨年見た場所の足元に落花を発見。木には細長い緑の花芯が残っていた。昨日の風雨で花弁は全て落ちてしまい、白と茶の混じった花は今にも土に返ろうとしているようだった。

山頂まで戻ると暑い陽射しが照り付けていた。松阪の街が眼下に展がる。来た道を辿り車のところに戻る。峠の車は数台になっていた。


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