雨乞岳

清水の頭、綿向山
清水の頭、綿向山

【日 時】2012年 5月27日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】雨乞岳(1238m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:30)武平峠--(12:30)七人山鞍部--(13:15)雨乞岳--
(14:00)南雨乞岳--(14:25)東雨乞岳--(16:35)武平峠
【所要時間】6時間5分
【メンバー 】単独


週末は天気が良いので、久しぶりに鈴鹿の山に出掛けることにする。広域農道を走り亀山で国道に入る。菰野のスーパーで弁当を買って武平峠に向かう。鈴鹿スカイラインは日曜で道路脇にはズラリと車が駐車しているが、以前と比較してはみ出し路駐は少ない。御在所を考えていたが旧料金所付近が満車状態。数年前の豪雨以来、武平峠を通っていないのでさらに上に向かう。裏道・表道の登山口近くは斜面がコンクリで固められ安定感のある駐車場になっていた。武平トンネルを抜ける。少し下った路脇車をを停める。

身支度を整え、出発する。雨乞岳登山口に着く。ピンクのテープがある。このテープは大回り。アップダウンのある比較的平坦なトラバース気味の道を進む。所々、谷の崩れがある。峠付近で2組の単独行と行き交う。下りとなり、コクイ谷出会いで休憩する。沢谷峠へのルートが上がっている。山越えは取り付きの谷が荒れ気味であったが、下りの崩壊部はステップが切られていた。クラ谷は雨後であったが水量は少なかった。昨年の豪雨の影響か、谷は荒れ気味の様相で迂回路が幾つかあった。ヒルを気にする必要が無くなった、七人山の鞍部の下で一憩する。昼食タイムとする。

20人の団体など人が多く引っ切り無しに通過する。鞍部からは笹の道となる。笹が刈られた新しく作られた道で、以前のような抉られた背丈を越す笹はないが、急な坂で喘登となる。笹の背丈が低くなり、山頂の一角に出る。視界が展がり、七人山・御在所・釈迦ヶ岳・イブネが現れる。心地良い風が吹き揚がり、笹原の向こうに雨乞山が望まれ、東雨乞山頂に達する。山頂には、南側から郡界尾根が伸びていた。沢山の人が寛いでいる。鎌ヶ岳から鈴鹿南部も望まれる。

少し下り鞍部に達すると、稲ヶ谷からのルートと出会う。笹を掻き分け、足元の岩に注意しながら進む。雨乞岳では単独行が寛いでいた。三角点や山頂標識などをカメラに収める。南に見えるピークに向かう。ここからは今までとは一変覆い被さる笹となるり藪漕ぎが始まる。稜線の上に立つと、下方に草原状の清水平が望まれた。鞍部からは覆い被さるようになる。ピークに達する。

気の下りになると予想していたが、山腹を横切るように徐々に下っていく。潅木帯を抜けると、花崗岩の大岩の上に出る。草原状の清水平の緑はまだ出たばかりの状態だった。本日はここまで。暫く憩い、帰途に就く。

雨乞までの登り返しがキツイと考えていた。ピークまで登り返す。雨乞で池をカメラに収め、東雨乞で休憩する。水を補給し飴を舐め体力を回復。クラ谷はまだ明かるい。山越えをこなしコクイ谷出会いに達する。谷沿いに登り返し、スカイライン側に出る。こちら側に出るとスカイラインを爆走するバイク音が聞こえる。アップダウンのトラバース気味の山道をこなし登山口の車のところまで戻る。


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