高見山・天狗山


高見山
高見山

【日 時】2012年 6月 7日(木)
【天 候】曇り
【山 名】高見山(1249m)・天狗山(993m)
【山 域】台高(三重)
【ルート】 (10:30)奥山登山口--(12:00)天狗山--(13:25)高見山--
(15:25)奥山登山口
【所要時間】4時間55分
【メンバー 】単独


明日から梅雨に入るとの予報。梅雨の前に、桃俣から高見山の北尾根ルートを目指す。青山高原の山稜には雲が掛っている。R369から左折して町屋に入る。西杉山の家方面は通行止めの案内を右に見る。桃俣川沿いに進むとログハウス群がある。奥山の広場に車を停め身支度を整え出発する。

木の階段を登り高角神社の左脇から登山道が延びる。檜の植林帯の中の道は抉られた急坂で足場の良い横道を通る。ひと登りで小ピークを右に見て稜線に出る。傾斜が緩み暫く進むと天狗山への登路が望める。少し下ると左に金網の防護柵が現れ、竹薮となる。金網から網ネットに変わる。網ネットが無くなる辺りから自然林になる。傾斜が強くなる。少しシャリバテ気味でオニギリを食べる。

急坂の日の当たる自然林の中を気持ち良く進む。ピーク手前で左に捲くルートがある。直登すると天狗山に出る。木立で視界は無い。山頂標識や「マッシュ白○」と書かれたコンクリ板がある。持ってきた弁当を食べ小休憩とする。

一旦下り先の捲き道と出会う。植林帯の中の急坂を黙々を登る。植林帯を抜けると東側が開け三峰・学能堂山や曽爾の山が望まれるが、霞みが掛っている。ウツギが満開。登り切ると請取峠からの三峰の稜線に出る。開けたところで三峰への縦走路が望まれた。高見山の社とアンテナが識別できる。アップダウンのルートになる。木の葉は深緑の様相。建造物跡のある草付の南側は崩壊した赤い壁が一気に落ちていた。落差は数百メートルに及ぶだろうか。三角形ピークは直登して稜線に出ると山頂の社が指呼の間に飛び込んで来る。

岩の混じる草付きの稜線になり眺望が展がる。高見峠からのルートと出会う。三角点と石で囲まれた祠をカメラに収める。小屋上の展望所のベンチに上がって展望を楽しむ。いかにも梅雨真近といった視界で伊勢辻山や国見・木梶・桧塚への稜線が辛くも判別できる程度。北の曽爾の山も霞みが掛っている。

山頂を後にする。来た道を辿り下山する。天狗山は捲き道を取る。車のところに戻る。着替えを済ませ帰途に就く。

本日はウィークディで登山者は無く、静かな山行ができた。


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