多度山・鎌ヶ岳


鎌ヶ岳
鎌ヶ岳

【日 時】2008年 4月20日(日)
【天 候】
【山 名】多度山(403m)・鎌ヶ岳(1162m)
【山 域】養老・鈴鹿(三重)
【ルート】 (9:40)愛宕神社--(10:50)多度山--(11:30)愛宕神社==
(12:45)武平トンネル--(14:20)鎌ヶ岳--(15:45)武平トンネル
【所要時間】1時間50分・3時間00分
【メンバー 】二人


前夜荒れ気味の林道を通ってさざれ石公園の駐車場で車中泊した。朝起きて辺りを見ると道路が抉れて土砂災害の復旧がまだの状態だった。笹又に登る道も岩が散乱していた。ここから登るのは諦め北尾根の国見峠に廻る事にする。が、こちらも国見スキー場から上部が通行止めになっていた。伊吹山は諦め多度山に登って行くことにする。

堤防道を南下。木曽三河公園を右折。愛宕神社の駐車場に車を停る。登山道の維持の仕事の人が雑談している。数人の登山者が三々五々登って行く。身支度を整え出発する。

森に入るところで先の人達が作業していた。森に入ると枕木の急な階段道になる。以前に比べると可也整備されている。稜線に乗ると五合目の標識と小さな赤い鳥居がある。すこし切り開きがある。右に曲がる。ここからは稜線の道になり、以前には無かった鈴鹿方面が見える切り開きと多度・木曽三河公園から南が見える切り開きがある。アンテナ塔からは左の道を通り山上公園を右に見て周回するが、意外に距離がある。多度山山頂に出ると上半身裸の男性二人が寛いでいた。木曾・長良・揖斐の三河は見えるが暑さのせいか遠くは霞んでいる。日陰で小休憩。

帰りは山上公園を通って来た道を辿る。手近な散策コースで登ってくる人も多い。愛宕神社の車のよころに戻る。

時間もあるので竜ヶ岳を目指すが、峠からの登りは南斜面になるので鎌ヶ岳に変更。R303に出るまで何度か迷う。菰野に入りR423に入る。武平トンネルを滋賀側に出たところに車を駐車する。ウィークディにも拘わらず車が多い。

以前のルートは使えないようで、トンネルの上を登っていく。最近出来たルートのようで踏み跡は薄くテープを頼りに登って行く。急坂が続く。良く掘れた一般道に出るとホッとする。少し進むと対面に見なれたガレ場が望まれる。ザレれた砂の混じる山道を進む。矮小木が多い。花崗岩の岩場を通過し、掘れた部分の脇を山道は進む。開けた岩に出ると前方に、鎌ヶ岳の雄姿が現れる。振り返れば、御在所のロープウェイや山頂部の東屋も望まれる。

三の谷の分岐では完全に開け、山頂付近の岩場も望まれる。矮小木の中の急坂を進むと山頂直下の岩場となる。鎖や岩のホールドが続くき、家内は可也苦心している。ルート選択に迷うところもあり、以前より少し荒れた感じがした。なんとか山頂に達する。

北側には人は居なかったが南側には大学生らしい若い男女が二組寛いでいた。最後の夏の休みを堪能しているように見えた。視界は先の多度に比べ遥かに素晴らしい。綿向・雨乞や鈴鹿南部の隅々まで見渡せる。

少し休んだ後、写真を撮って山頂をあとにする。帰路、登ってくる人はない。注意しながら岩場を下る。ルートを把握しているので、往路ほど迷うところはない。武平峠の車のところに戻る。

希望荘の温泉に立ち寄る。浴槽からの展望が良い。温泉客は大学生が多かった。


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