矢頭山


矢頭山から西を望む
矢頭山から西を望む

【日 時】2012年11月16日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】矢頭山(731m)
【山 域】一志(三重)
【ルート】 (10:15)中宮キャンプ場--(11:25)第一展望所--
(12:10)矢頭山--(13:40)中宮キャンプ場
【所要時間】3時間25分
【メンバー 】二人


喪中の葉書が来る季節になり年末も近く感じる日頃になった。今年も家内の山行が少なく近くの矢頭山に向かう。台所の食料を適当にザックに詰めこみ出発。大井小学校の坂は工事中で東山方面から迂回。名松線沿いに進む。雲一つ無い快晴。小室の集落の軒先には柿がまだ残っている。林道に入る。中宮キャンプ場の駐車場は誰もいない。矢頭の大杉をカメラに収める。朝の冷え込みで上着を装着して出発する。

登山口に入る。家内は最近運動不足気味でユックリとスタート。植林帯の中の木の階段を登ると平坦な道になる。滝への降り口を右に見て不動小屋を左に見る。小川を渡り返して少し登る。椿小屋で小休憩しながらリンゴを食べる。

林道はまだ抉れた個所が多い。本日は植林帯に入らず、林道を進む。折り返して左に小川を見ながら進む。終点のコンクリートの砂防ダムは右岸に取り付く。ひと登りで堰堤に出る。既に土砂が満タン状態になっている。左に曲がり正規の登山道に出ると「登山口から1000m、山頂まで1175m」の標識。緩い坂と急坂が交互に現われる。家内は少し息使いが荒い。上の展望所のベンチで休憩。青山高原の風車群が良く見える。

湧水場を左に見て稜線歩きとなる。やや冷たい風が吹き抜ける。補助ロープを掴みながら急坂を登る。家内は一服したせいか足取りも軽くなったよう。歩数を数えながら石柱のある大日拝展望所に到着。誤差15m。御峰は指呼の間に望まれる。少し下ると南側の集落が見える。光が通過した葉裏から眺める紅葉が鮮やか。不動岳を通り細い尾根を越え風尾ヶ岳。v字状の鞍部を通る。ロープが張り巡らされた岩の混じる急坂になる。汗が吹き出る。

山頂には人は居らず。快晴無風で展望は頗る良い。西には高見・大洞・伊賀富士・学能堂・三峰・修験業・栗木・局など重畳としたスカイラインを描いている。東側は津市街地や伊勢湾の海岸線に加え対岸の知多半島も薄らと霞んで見える。ストーブを点けユックリ昼食タイムとなる。

仁王峠(矢頭峠)に下る。相変わらず一気の下りで注意しながら下降する。ベンチで小休憩。峠に降りる。車のところに戻り、家路に就く。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにどる