八木〜大麻寺(初瀬街道)・二上山


ニ上山
ニ上山

【日 時】2012年12月13日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】ニ上山(517m)
【山 域】葛城・金剛(奈良・大阪)
【コース】八木〜大麻寺(初瀬街道)・二上山
【ルート】 (9:00)八木--(12:10)大麻寺--(13:40)ニ上山雌岳--(14:15)ニ上山雄岳--(15:00)近鉄二条神社駅
【所要時間】6時間00分
【メンバー 】単独


7時40分の名張行きの電車は学生で一杯。名張で急行に乗り換える。八木駅に9時頃に着く。八木駅東南口から南下。八木西口駅手前で右折して街道に入る。遠く葛城山の山頂部が白くなっている。車幅の狭いうえに朝早く車はスピードを出している。前方で大きな警音が聞こえ、違反車が切符を切られている。大神宮の高灯篭を右に見て曽我川を渡る。R24の下を潜る。葛城川を渡り大和高田に入る。JR桜井線を通り、大神宮常夜灯を右に見て、JR和歌山線を渡る。長谷本寺前の道しるべ「すぐ大阪さかい道」「すぐはせいせ道」は竹内街道、初瀬街道を示す。この辺りは道が細く車も少なく格子戸の中に常夜灯があったりで街道らしい雰囲気を漂わせる。高田川を渡ると左に病院、右に公園がある。池の上に建物があるが中には入れない。老人達が日溜りで四方山話。パンを食べているとハトの群れが飛んできた。黒い実を付けた木がある。

国道沿いの道となる。工場の煙突から出る煙は真直ぐ上がっている。尺土にはスーパーが幾つかある。コンビニでおにぎりを買う。信号の西の左の木戸池公園でおにぎりを食べる。日溜りで暖かい。近鉄南大阪線いわき駅を右に見て鉄道を渡り横大路に入る。これで年内に初瀬街道の西側は完了したこととなった。

坂を登って右折する。当麻図書館を右に見る。当麻寺への参宮道になる。大相撲葛城場所の幟があり、博物館がある。中には、土俵があったが入場料300円?。この辺りから見るニ上山は全体が紅葉して見える。人通りが少ない参道を直進する。当麻寺に到着。本堂に上がりの欄干を廻る。戻って北門を抜けるが、道成りに行くルートを確認。

ニ上山登山口の標識を辿りながらたいま温泉を左に見る。突き当って左折。山口神社分岐付近は坂道。右に曲がりると大池が現れる。鴨に餌を蒔いている人がいる。何種類かの鴨がいる様子。公園風の敷地の中の小川を横切る。大竜寺の下の石段で休憩。釣堀の釣人は数人。谷沿いの緩い坂道が伸びる。竹やぶあり。二人の下山者と行き交う。佑泉寺の分岐。本日は時間が有るので岩屋峠廻りとする。山門を潜り峠を目指す。

谷沿いの階段道となる。水場がここそこにある。落ち葉の坂を進む。緯度と経度が書かれた地図標識が現れ現在地が赤点で記されている。慣れてくると、ナビ感覚で進行状態が判る。谷から離れ3〜4回急坂のカーブを曲がる。汗だくになり暗い植林帯から明るい岩屋峠に到着。ダイヤモンドトレイルと分れ、雌岳に向かう。一気の急坂になる。登るにつれ葛城山方面の展望が開ける。

山頂には三角点や日時計があり13時辺りを指していた。東には奈良盆地が展がり大和三山・音羽三山・三輪山や奈良盆地の市街が望まれる。南には岩橋・葛城・金剛が縦列に伸びている。大阪の市街地のビル群が望まれるが大阪湾はモヤで判別できない。サザンカが満開。

雄岳との鞍部まで下る。北斜面なのか雪が残っている。トイレで小用を足す。地道の階段をジグザグに登って行く。二上山駅への分岐がある。雄岳の頂点はハッキリしないが葛城二上神社がある。東下に大津皇子の墓所がある。木立で眺望はない。

下って直ぐに分岐がある。道なりに下って行くと大和高田周辺に多くのため池が見られる。本日は二上神社駅に下る。一気の急坂となる。先の地図が丁度、ナビ感覚になる。植林帯に入って暫くすると傾斜が緩む。住宅に出るところの左に神社がある。ここが二上神社の登山口。真直ぐに下り大和高田バイパスに出る。そのまま道成りに下ると二上神社駅に着く。ここから電車に乗る。橿原に出て八木から帰省となる。




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