修験業山・栗の木岳

局ヶ岳を望む
局ヶ岳を望む

【日 時】2013年 3月17日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m)・栗の木岳(1066m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:20)若宮八幡宮--(11:10)堰堤--(12:30)高宮--(12:45)修験業山--
(14:05)栗の木岳--(14:35)若宮峠--(15:50)若宮八幡宮
【所要時間】5時間30分
【メンバー 】単独


久しぶりに少し長いコースを歩いてみたいと考え修験業山・栗の木岳の周遊コースに行くことにする。スーパーで食料を仕入れ名松線沿いに進む。興津に出て左折し川沿いに走る。若宮八幡宮の駐車場に着く。車は数台停まっている。身支度を整え出発準備をしていると、単独行の男性が出発して行った。

真っ直ぐ進むと社務所がある。社務所脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。石碑に「河上のゆついはむらに 草むさず 常にもがもな とこおとめにて」とある。早速、滝を見る橋が崩壊している。丸太が覆っており川に降りて対岸に渡る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた新しい案内板がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、谷を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷に降り、渡渉しする。右岸沿いに進んで堰堤の上で小憩。

テープに従い谷を渡り植林帯に入る。最近また左俣が崩れたようだ。ザラザラの石の急坂をジグザグに登る。植林帯の安定したルートに入り安心。右手の崩れは以前より抉られた状態。一気の急坂で喘登になる。汗が吹き出る。下からの水音も消え、静寂が訪れる。上部になるほどルートは安定する。尾根に達する。ここで一本入れていると、単独の男性が登ってきて驚く。。

シャクナゲが多くなり、急傾斜となりロープも現れる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。再度、急傾斜となる。開けたところに出て、振り返ると学能堂山の背後に大洞山・伊賀富士が見える。栗の木岳が木の間から見える。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。右に曲がり縄を潜る。石灰石の混じる自然林の中にバイケイソウが芽生えが始まっている。急坂を登ると西に向いた大門がある高宮に出る。

一旦下り、登り返すと開けたところに出る。先に出発していった単独行が昼食中。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進む。尾根で会った単独行と行き交う。本日の登山者は私を含めて合計三人。三等三角点のある修験業山山頂に着く。白山谷からのルートが揚っている。橙色で黒斑点のある蝶は動きが緩慢。昼食タイムとする。

分岐まで戻る。残雪がある。分岐からは一気に下る。下り切ると痩せ尾根になる。南の飯南側の景観が時々開ける。登り返しとなり振返ると修験業山が大きく見える。登り切ると傾斜が緩む。右に曲がり緩やかに登っていく。

山頂は切り開かれているが眺望は南側のみ。ここからは岩場の混じる一気の下りになる。眺望の良い岩場から局ヶ岳が望まれる。南側の下方には車道も見える。落ち葉の急坂を下り若宮峠に達する。比高200m以上を一気に下ったことになる。

トラバース気味に戻るように進む。先行の単独行が落としたマットがある。崩壊地に出る。標識に従い少し下ってガレを渡る。最近また崩れ足場が緩く踏み跡がない。テープを追いながら進む。尾根に乗ると直ぐ乗り越す。釜跡がある。谷は大きく抉られ右岸を少しトラバース。戻るように下って谷に降りる。ここからも崩れトレースが消えている。テープを確認しながら谷の左岸沿いに下り本谷と出会う。最近の雨の影響が残りまだ人は余り入っていない様子で荒れ目の様相。両岸に張られた紙を付けた縄を潜る。川を渡ったところが若宮駐車場。車のところに戻る。


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