藤原岳


福寿草
福寿草

【日 時】2013年 3月29日(金)
【天 候】曇り
【山 名】藤原岳(1171m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (11:05)大貝戸登山口--(11:50)四合目--(13:20)八合目--
(15:35)大貝戸登山口
【所要時間】4時間30分
【メンバー 】二人


恒例の藤原岳の家内と福寿草詣でに出掛ける。土曜は天気は良さそうだが週末になると人が多くなる。曇り勝ちだが雑踏を避け金曜に出掛ける。グリーンロードを北上、亀山からR306に入る。スーパーで食料を購入。家内がポイント整理の手続き。山頂辺りは雪があるが雲も掛っている。ここまで約2時間。大貝戸の休憩所の駐車場は一杯の車。大阪・堺など関西ナンバーが多い。舎の前のスペースになんとか車を停める。既に下山した人が汚れた用具を洗っている。身支度を整えスパッツを準備して出発する。

鳥居を潜ってユックリ出発。先に出発した京都ナンバーの夫婦が写真を摂っている。植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。砂防ダムに侵入できなよう鉄の柵がある。午後近くで単独行が次々に下山して来る。二合目の道脇に石地蔵を左に見る。常緑樹の岩場帯を抜け植林帯に入り三合目。この辺りで右靴の踵部分が剥離。植林帯を抜けると自然林となる。四合目の落葉の広場で休憩し弁当を食べる。

食事中数組が下山していった。靴の踵を紐で縛る。五合目には先の夫婦は休憩中。居り返しの左谷は大きく抉られている。山頂部には残雪が望まれる。植林帯に入りショートカットルートを採る。右靴の踵も剥離し左靴のつま先も割れ始めた。八合目で小休憩。左右の靴を紐で縛り直し、スパッツで補強する。聖宝寺ルートは今年8月まで工事のため通行不能のようだ。

バイケイソウが顔を出している。泥濘地帯に入る。ルートは泥濘み靴は泥んこ状態。乾いた場所を選んで行く。ッと、突然右靴のソウルが完全にズレてしまった。先の補強では歩くたびにズレが大きくなる。仕方がないので、登山は諦め引き返すことにする。福寿草は丁度見頃で写真を撮りながら八合目まで戻る。乾いた地に戻って安心する。左右の靴のつま先と踵を紐で結ぶ。

下山に掛る。靴の裏が捲れないようユックリ歩を運ぶ。4合目で休憩。慎重に下り車のところに戻る。車は7〜8台になっていた。泥まみれの剥がれた靴底や靴、スパッツを洗う。

なんとも残念な結果になったが、左靴は以前剥離したことがあり数年前、接着剤で接合したことがある。この状態で暫く使っていた。最近は殆どもう1つのトレッキングシューズを使っていた。体調も少し回復してきたので、残雪の山に行く準備も兼ねて久しぶりにこの靴を使用してみたのがこの結果である。剥離の原因は靴の管理にあると考えている。以前、帰宅しても夏でも車の中に登山用具をそのままにしておいたことがあった。登山靴は寒さには強いが熱には弱いと考えている。


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