高見山・天狗山


高見山から天狗岳
高見山から天狗岳

【日 時】2013年 4月10日(水)
【天 候】晴れ
【山 名】高見山(1249m)・天狗山(993m)
【山 域】台高(三重)
【ルート】 (10:40)奥山登山口--(11:55)天狗山--(13:30)高見山--
(15:45)奥山登山口
【所要時間】5時間05分
【メンバー 】単独


二日後から講座が始まる。少しロングな山行ということで桃俣から高見山の北尾根ルートを目指す。天気は暖かく風も弱いとの予報。R369から左折して町屋に入る。桃俣川沿いに進むとログハウス群があり人も入っている。奥山の広場に車を停め身支度を整え出発する。

木の階段を登り高角神社の左脇から登山道が延びる。檜の植林帯の中の道は抉られた急坂で足場の良い横道を通る。ひと登りで稜線に出る。昨晩からの冷え込みで寒く感じる。傾斜が緩む。小ピークを右に見て暫く進むと天狗山への登路が望める。左に金網の防護柵が現れ、竹薮となる。金網から網ネットに変わる。網ネットが無くなる辺りから自然林になる。傾斜が強くなる。急坂の日の当たる自然林の中を気持ち良く進む。ピーク手前で左に捲くルートがある。直登すると天狗山に出る。木立で視界は無い。山頂標識や「マッシュ白○」と書かれたコンクリ板がある。本日はここまでワンピッチ。持ってきた弁当を食べていると遠くから12時のチャイムが聞こえる。小休憩とする。

寒いので雨具と指出の手袋を装着。一旦下り先の捲き道と出会う。植林帯の中の急坂を黙々を登る。風が抜けると指先が冷たい。植林帯を抜けると東側が開け三峰・学能堂山や曽爾の山が望まれる。日向に出ると暖かくホッする。ウツギが満開。登り切ると請取峠からの三峰の稜線に出る。三峰への縦走路が望まれた。高見山の社とアンテナも識別できる。アップダウンのルートになる。木は裸状態だがバイケイソウが咲いている。崩壊地前には危険の標識あり。南側は崩壊した赤い壁が一気に落ちている。落差は数百メートルに及ぶ。麓の工事は現状維持なのだろうか?ピークは直登して稜線に出る。山頂の社が指呼の間に飛び込んで来る。

岩の混じる草付きの稜線になり眺望が展がる。高見峠からのルートと出会う。三角点と石で囲まれた祠をカメラに収める。小屋上の展望所のベンチに上がって展望を楽しむ。視界は良くで伊勢辻山や国見・木梶・桧塚への稜線や遠く大峰の鋸状の普賢岳も判別できる。北の曽爾の山も望まれニョッキと頭を出している鎧・兜が特徴的だ。ウィークディだが人は全く居らず案内では大峠・小峠とも通行禁止になっているようだった。下方の駐車場にも車は見えなかった。

山頂を後にする。来た道を辿り下山する。天狗山は捲き道を取る。車のところに戻る。着替えを済ませ帰途に就く。

本日はウィークディで登山者は無く、静かな山行ができた。


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