玉置山〜五大尊岳(奥駆道)

玉置山を望む
玉置山を望む

【日 時】2013年 5月 5日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】玉置山(1076m)・大森山(1078m)・五大尊岳(825m)
【山 域】奈良・和歌山
【ルート】 (5:40)玉置辻--(7:05)大森山--(8:10)五大尊岳--(9:55)大森山--
(12:10)玉置山--(13:10)玉置辻
【所要時間】7時間30分
【メンバー 】単独


奥駆道には未踏区間が多い。玉置山・大森山・五大尊岳も登ったことはあるが大森山と五大尊岳の間は未踏である。朝方2〜3台の車が通過して行った。歯を磨き身支度を整え出発。玉置辻のテントは既に撤収された誰もいない。ガードレールの脇から山道に入る。少し進んだところで携帯が入りメールを打っていると単独の男性が駆けるように通過して行った。崩れた個所に壊れた梯子が落ちている。並行した林道の上にテントが2張り。植林帯の登りになる。大木が道を塞いでいる。息を整えながらユックリ登っていく。朝早く気持ちのよい汗である。

登り詰めたところが旧篠尾辻。以前はここから太平多山・甲ヶ森方面に行った。右に曲がると平坦な道になる。植林帯の中の道をタンタンと進む。左に崩壊地があり篠尾川の深い谷が望まれる。大森山は植林帯の中の小さなピーク。眺望はない。表示がなければ見落としそうだがここからは明かな下りになる。少し進むと三角点があり「大水ノ森1044m」の標識がある。暫く進むと左に折れロープの混じる一気の下りとなる。帰りの登り返しが気になる。ヒノキと常緑樹の樹林帯を下っていく。下り切った篠尾辻は切畑との分岐。やや左にルートを採る。大きなピナクルを左に捲きながら鞍部に出る。岩交じりの一気の登りとなる。登り詰めたところが五大尊岳。なぜか国旗が掛っている。七番靡に札あり。アカヤシオの下の日の当る場所で休憩タイム。北山川・熊野川の風景を楽しむ。

来た道を戻る。奥駆を踏破して来た大きなザックの猛者と3〜4組と行き交う。最後の区間で皆健脚そうに見える。二組は若い夫婦といった感じで女性が男性をリードしているよう。中辺路と比較するとこちらはアスリートの世界といったところか。篠尾辻からは覚悟していた登り返し。思っていたほどしんどく感じなかった。やはり未知と既知の違いか。

玉置辻に戻ると道路は直射日光が辺り眩しい。門を潜ると奥駆道全体の案内板がある。少し登ると犬吠桧の石碑。二人の女性を筆頭に数人の男性が走りながら下ってくる。皆ザックは小さくタイツ姿でトレイルランをやっている様子。緩やかに登っていくと大木が多くなる。玉置神社の境内にでると観光客が多い。門を潜り社殿に入ると大きな音の後読経が始まった。社務所の裏から急坂を登る。山頂には女性がふくよかな二人。山頂からは東側の眺望が開ける。陽射しが強い。辺りは石楠花で一杯。所々花を付けている。奥にはアンテナ塔がある。昼食タイムとする。

暑いので早々に退散。観光客も登ってくる。宿坊の横を抜ける。駐車場も近いのかカメラを持った人や家族連れが多い。玉置辻までから車のところまで戻る。ザックを車に入れる時ストックを忘れる。

R168まで降り今日も温泉地温泉に浸る。本日も客は多い。雑貨屋でパンを調達。R168からR425に入る。葛川に向かう予定だったが分岐で間違い暫くR425を走る。オカシイと思い分岐まで戻る。葛川隧道を抜けたところに玉置山登山口があったが車中泊には不適。上葛川を道なりに奥へ行くと林道行き止まり。笠捨山の標識があり、ここで車中泊。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる