御在所


ゴンドラ・鎌ヶ岳・大黒岩・恵比寿岩を望む
ゴンドラ・鎌ヶ岳・大黒岩・恵比寿岩を望む

【日 時】2013年 5月17日(金)
【天 候】
【山 名】御在所(1212m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (11:05)旧料金所--(11:45)負ばれ石--(12:15)キレット--(13:20)立岩--
(13:40)山頂公園--(14:10)三角点--(15:55)藤内小屋--(16:55)旧料金所
【所要時間】5時間50分
【メンバー 】単独


アカヤシオが山頂でまだ咲いているとの記事を見たのは数日前だった。家内は体調が勝れないとのこと。花はダメモトで久しぶりに御在所に行くことにする。講座を聞きながら出発。広域農道、亀山を通りR306に乗る。菰野からスカイラインに入る。スーパーで食料を調達。山は既に緑に覆わている。裏道辺りから道路脇に車がビッシリ並んでいる。旧料金所は駐車場の拡張工事の様子。周辺は既に路駐でイッパイ状態。少し上った路脇に車を停める。身支度を整え出発する。

中道の登山口には若い男女4名が居た。早くも下山者と行き交う。単独行が勢いよく追い越していく。休日ではないが登山客は多い。ザレ目の坂道を登り開けたところに出る裏道分岐には三合目の標識があった。ケーブルの往来するロープウェイ下では直射日光が当り暑さを感じる。高齢のグループがユックリ登っている。急坂になると高齢の人は息遣いが多く苦しそう。道の傍らにはイワカガミが咲いている。負ばれ石の上の岩場で休憩。傍らに蕾のシロヤシオが咲いている。陽射しが強く暑く感じられる。

岩のテラスに出ると鎌ヶ岳とロープウェイが見える。地蔵岩の浮石は上の岩場からがビューポイント。下山者が往路では見なかったとのこと。キレットでは先行する夫婦の通過を確認。毎年アカヤシオが咲く岩のところの花は既に落ちているところが多かった。開けたところに出る。七合目の標識がある。腹が減っていたのでここで昼食タイムとする。

アカヤシオは所々に咲いているが全体にもう盛期を過ぎている。立岩に出る。鎖場下に八合目の標識。いつもの岩のテラスで休憩。遥か下に藤内小屋を見る。立岩近辺のアカヤシオは盛期は過ぎている。数株が残っている程度。中道下山口までは一投足。国見岳方面から大勢の子供の声が聞こえる。展望台からはゴンドラ・鎌ヶ岳・湯ノ山温泉・大黒岩・恵比寿岩など高度感溢れる眺望が展がる。山頂のアカヤシオも盛期を過ぎている。

裏道の降り口には集団登山の第一陣が到着。カモシカ園下の池にはミズバショウが咲いている。芝生のスキー場から一等三角点に向かう。タテヤマリンドウが芝生の上に咲いている。国見岳方面にもアカヤシオが見える。リフト降り場に沢山花を付けたアカヤシオ株あり。三角点をカメラに収める。西の岩場のスペースで寛ぐ。雨乞・七人山・イブネ・クラシ・銚子ヶ口・愛知川・国見・釈迦等鈴鹿の北西が一望となる。新緑の季節が始まっていることを実感する。吹き上がる風を浴びながら小休憩。

カモシカセンターまで戻る。トイレ休憩。裏道の入口まで登り返し。さてここからが本日の目標のコース。2〜3年前の土石流以後このコースを通っていない。国見峠まで下る。右に折れる。以前をコースの変化はない。この時間でも登ってくる若い2人の女性がいて驚く。右の谷の上部が土石流の起点のようだ。対面の岩場には崩壊点は殆どない。一旦開けた崩壊谷の左岸上部を通過する。ここから捲き道が一本。谷に沿った昔の道に戻る。藤内壁出会から谷を覗く。谷は氷河で抉られた様相。藤内壁自体は変わっていない様子。水場で喉を潤す。川原に降りる。ペンキマークを追いながら大きな岩の間を抜ける。出会いの藤内小屋はまだ修理中。登山道はほぼ昔と同じ設定。

中道の分岐から分岐道に入る。このルートは初めて。捲き道だがドンドン登っていく。登りは少ないと思っていたのだが。踏み跡は薄目。中道に近づいたところで休憩。食料を補給して最後の登りに掛る。中道に戻り、ケーブル下を通過。林の中に入り道なりに下ったつもりが何処かで間違えたよう。スカイラインの通行音が聞こえテープも踏み跡をハッキリしていたのでそのままトレースを追う。幸いにも急坂もなく車道に出る。スカイラインを辿って車のところに戻る。


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