三峰山・コスマ山・仏来山・三峰・ニ峰

修験・栗・局方面
修験・栗・局方面

【日 時】2013年 5月18日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】三峰山(1235m)・コスマ山(850m)・仏来山(848m)・三峰(847m)・ニ峰(959m)
【山 域】三重・奈良
【ルート】 (10:15)神末上村--(11:25)コスマ山--(11:45)仏来山--(12:30)三峰--
(13:10)ニ峰--(14:25)三峰山--(15:30)登尾小屋--(16:25)神末上村
【所要時間】6時間10分
【メンバー 】単独


明日からは雨の予報。直前の晴間。近くの三峰山に出かける。本日はいつものコースではなく三峰山の北尾根を辿る。学能堂山からひとピーク南下したことはあるがこのコースは以前から気にかけていた。おにぎりと飲料をザックに詰めスーパーで少し食料を補給。いつものコースで車を走らせる。神末で左折。神末川沿いに南下。上村からコスマ谷に入るとすぐ金網のゲートあり。薪割積みにスペースがある。身支度をして出発。

金網のゲートには「扉は必ず閉めて下さい 地元農家一同」のプレート。コスマ谷沿いに舗装林道が続く。林道は整備されている。谷は荒れたところはない。小川沿いにタンタンと進む。左に金網が現れ中に建物がある。左に折れ、橋を渡る。傍らにクリンソウが咲いている。学能堂山3kの標識。林道と分れ山道になる。右に谷を見ながらの右岸の山道になる。対面に伐採跡地がある。木が右岸から左岸に倒れ道を塞いでいる。谷沿いの道は倒木が多く踏み跡も少なく荒れた感じ。水音が消えかかるころ左に曲がる標識があるがこの標識にも倒木が。谷から離れると踏み跡がややハッキリする。植林帯の急坂をこなすと傾斜が緩み右手に自然林が現れる。植林の黄色いペンキマークを追う。登り詰めたところが小須磨峠で尾根に乗る。東側から風が吹き上げ気持ち良い。学能堂山2、1kの標識。右に曲がりひと登りしたp850がコスマ山。辺りは植林で視界なし。

一気の下って再度登りになる。左斜面が抉れて崩壊している。木が無く東側の眺望が開け、栗ヶ岳・局ヶ岳が望まれる。急坂を登り返し右に曲がる。傾斜が緩む。左手にレンゲツツジが咲いてる。稜線を辿り緩く登っていく。仏来山も植林帯の中。視界はない。時間も良いのでここで昼食タイムとする。

左に折れ、またも一気の下りになる。下り切った鞍部は私の所持している地図ではツキヤタワとなっているがらしい標識や峠越えの踏み跡もない。暫く緩やかに登っていく。単調な暗めの植林帯の道が続く。また急坂を登って傾斜が緩む。三峰は少し奥にあった。

急坂を下る。木の間から左の坂本谷の対岸に崩壊地が見える。その下の方に道らしいものも見える。前方に大きな山塊が見え、登りが続く。緩やかな登りから一気の胸を突くような急坂に変わる。左側に時々レンゲツツジが見える。比高100m以上の一気の登りで喘登となる。西目に登り詰めると傾斜が緩み南に方向を変える。「公団造林 ニ林班」のプレートを左に見る。この辺りレンゲツツジ多し。「北尾根ニ峰 959m」のプレートあり。

左に曲がり少し下る。再び南に進む。間伐が行われており下方からチェンソーの音が聞こえる。間伐は稜線から先に行っているようで、生新しい伐木が散乱している。充分処理されてない状態の伐木が道を塞いでいる。植林帯を離れると自然林となる。最後の一気の急坂になる。本日一番の急斜面。頭が赤い黒杭に「神末区」と白地で書かれた境界標識が稜線に沿って時々現れる。薄い踏み跡とテープを確認しながら新緑の自然林の中の坂をユックリ登っていく。少し傾斜が緩み大きなブナの林で休憩。

少し登ると見慣れた開けた山頂に出る。山頂標識と一等三角点をカメラに収める。雲が垂れ始めた。曽爾の山々が望まれる。本日はここまで。八丁平に降りる。単独行男性と慌しく交差。南側は少し眺望が良いが、対面の山頂には雲が掛っている。雨の前兆か南風がやや強い。草原の中にバイケイソウの緑が濃い。鹿の気配はない。

下山を開始。登尾コースで下る。不動滝コースと合流する古い小屋はペシャンコに潰れている。山小屋からは今日通過して来た北尾根が望まれる。植林帯の中をジグザグに下っていく。谷を渡り舗装道にでるところで大休憩。持っている食料飲料を平らげる。ここからは舗装車道歩きとなる。登山口駐車場には車が2台。弓本谷を右にみて直ぐに神末川を渡る。上村の集落を上流から下に通過。田園には水が張られている。車のところに戻る。


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