越前岳・黒岳

黒岳から富士山を望む
黒岳から富士山を望む

【日 時】2013年 9月20日(金)
【天 候】
【山 名】越前岳(1504m)・黒岳(1087m)
【山 域】静岡・神奈川
【ルート】 (10:20)愛鷹神社前--(11:40)黒岳--(14:45)越前岳--(16:40)愛鷹神社前
【所要時間】6時間20分
【メンバー 】二人


夏の猛暑も終わり連日晴天が続いていた。家内がやっと出発する気になった。前日夕方家を出る。国道23,1号選と走らせ掛川の道の駅で仮眠。富士市に近づくと富士が現れる。道の駅に立ち寄り地図を確認する。しかし右折する個所が判らずバイパスを行き過ぎ。適当に右折して地図を確認。狭い県道に入る。幸いにも目的の県道とクロスする。丁度コンビニがあったので食料調達。国道469号線を進むと十里木の峠に出る。十数台の車があり登山準備をしている人もいる。眺望が良い愛鷹登山口に進む。峠を暫く下って右折。舗装された林道を進むと左に大きな山神駐車場がある。広い駐車場に宇都宮・伊豆ナンバーの2台の車が停まっている。

身支度を整え出発。入口には松永塚があり、冠松次郎の石碑がある。小さな鳥居の奥には祠があり、横に大きな折れた御神木があった。杉林の植林帯をユックリ登って行く。ひと登りすると自然林となる。落石危険の案内があり石ころの混じるトラバースぎみの道となる。梯子の階段の急坂を登る。暗い森林の中に愛鷹山荘が見えてくる。山荘から少し登ると越前岳へと続く富士見峠の稜線にでる。

右に曲がり黒岳に向かう。最初から急登が続く。自衛隊の演習であろうか、砲弾の音が聞こえる。遠征初日で疲れを感じる。登りつめると展望台があった。富士が間近に迫る。宝永火口がパックリと口を開けている。家内はこの景観は初めてである。後続する人もいない様子でここにザックをデポ。展望台から平坦な道をしばらく行くと、1087mの黒岳山頂に着く。直射日光が当たると暑い。富士山方向が切り開かれている。家内のデジカメ、フィルム切れ。東側に見える街は裾野市か。展望台まで戻り、昼食タイム。

下山に掛ると犬を連れた夫婦が登ってきた。峠までもどり越前岳を目指す。緩い傾斜を登っていくと笹が現れる。暫く登って鋸岳展望台。呼子岳から位牌岳の間の鋸状の稜線は厳しそう。男性単独行と行き交う。所々崩壊した所がある。富士見台には脚立があった。富士見台と岡田紅葉と50銭札の案内板がある。潅木の間から富士山が望まれる。越前岳まで0.7KMの標識。近くに見える越前岳になかなか届かない。

山頂には静岡県の串刺し標識。南のは駿河湾の海岸線や富士市などの街が見え、振返れば富士山がヒョッコロ頭を出している。呼子岳・位牌岳への稜線もハッキリ見える。今日は疲れもあり時間が掛ったがなんとか山頂まで辿りついた。

同じ道を下山。砲弾の音は引っ切り無しに聞こえている、時折噴火を思わせる地響きが聞こえる。愛鷹山荘でアイゼンを外す。峠には4時頃到着。秋は釣瓶落し、アッというまに植林帯は暗く感じる。駐車場に戻ると私の車のみ。ドアの取手に眼鏡が掛っている。拾った人が私の車に掛けていったのか。眼鏡は近くの石の上に置く。

大野木の御殿場ヘルスセンターで入浴。御殿場で給油。国道138号線から乙女峠を目指す。乙女峠はトンネル。トンネルを抜けると箱根である。金時山登山口確認。休日でコンビニには夜遅くまで若い人。地図を確認して芦ノ湖の湖畔で車中泊。


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