駒ケ岳・神山

駒ケ岳から富士山を望む
駒ケ岳から富士山を望む

【日 時】2013年 9月21日(土)
【天 候】
【山 名】駒ケ岳(1356m)・神山(1437m)
【山 域】神奈川
【ルート】 (7:10)坊ヶ沢登山口--(9:20)駒ケ岳--(11:20)神山--(13:30)坊ヶ沢登山口
【所要時間】6時間20分
【メンバー 】二人


芦ノ湖の湖畔の車中泊地はフェリーの船着場で夜間車の通行量が多い。夜間起き出してトイレに行き再度寝ようとした時、「バス釣り船のレンタル」について聞かれる。朝起きてみると沢山の船が湖に出ていた。朝食を摂っていると食堂のお爺さんも起き出してきた。早朝の船の貸し出しをしているのか。同様に車中泊した若者が釣りスタイルになって車を移動している。猫が多い。

登山口に向かう。道路は湖畔からかなり高いところを走っている。坊ヶ沢登山口の標識を左に見る。ピクニックガーデンからのルートで登るつもりだったが中に入れない様子。ケーブルの下を通り、ゴルフ場の駐車場で地図を確認。坊ヶ沢登山口まで戻る。駐車スペースが狭く標識の近くまで入り込む。

身支度を整え出発。植林帯の緩やかな坂を登って行く。植林帯から自然林になる。ヒメシャラの木が目立つ。やや睡眠不足で足が重い。50m毎と峠までの黒い番号標識がある。急坂になるとブナが多くなる。10番辺りで小休憩。草木が繁茂し視界はないが、時折開けた空間から富士が望まれる。登り詰めると右折して山腹のトラバースになる。笹が道を覆い朝露でズボンがズブ濡れになる。足元の木を確認しながらユックリ進む。草木の背丈が低いところからロープウェイが望まれる。笹を掻き分けながら進むと神山と駒ケ岳の鞍部に出る。大湧谷へのルートもあるようだ。

駒ケ岳に向かう。今までとは打って変って非常に整備されたルートになる。「駒 xx」と書かれた番号標識がある。10番までの様子。潅木帯の急坂になる。崩壊地も杭が打たれ補強されている。山頂近くで神社との分岐がある。ロープウェイ山頂駅に向かう。

駅の西側からは芦ノ湖が眼下に展がり、西には富士山が望まれる。ロープウェイは稼動したばかりで一番客がゾロゾロ出て来た。周遊道をユックリ廻る。芦ノ湖を巡る遊覧船も見える。動きが遅く感じる。東側に行くと小田原方面の海岸線が望まれる。駒ケ岳に向かう。山頂の廻りは低い笹原で見晴らしが良い。赤い門を潜ると箱根元宮の朱色の社殿が現れる。西側の空地で神山を見ながら休憩。

観光客が多くなってきた。直接分岐に戻るルートが判らず。ロープウェイ山頂駅から十字路に戻る。登山者の多くなってきた。神山に向かう。ことらも「神 xx」と書かれた番号標識があり、20番まで。登り始めは丸太の階段があるが、そのうち石のゴロゴロする急坂になる。丸太の階段も抉られ捲き道のところもある。岩や石のある歩き難いルートになる。傾斜が緩むと狭い山頂に飛び出る。

木立で視界は全くない。先客が二組居たが幸いにもスペースあり。昼食タイムとする。ユックリ食事を摂っているとゾクゾク登山者が集まりだした。正午近くでこの地点を目標にしてきた様子。大湧谷ルートからの登山者も多い。食事を終え大湧谷方面に少し下った西側に開けたところがあったが山岳同定はできず。

来た道を戻り、十字路へ。登山者は益々多くなる。スカートを履いた中学生くらいの山ガール。鞍部からは少ないと思っていたが数人の登山者。流石にこの時間になると笹は乾いていた。可也下ったところでも若い男女が登って来た。車のところに戻る。もう一台車が駐車していたが、抜け出せるよう配慮されている。スピードを出すバイクに注意しながら脱出。

やや疲れ気味で金時山には行かず。大湧谷観光をして丹沢を目指す。しかし大湧谷は国道分岐から渋滞。祭日の関東地方の観光地の現状を思い知る。サッサと諦め箱根を下る。何処も人で溢れ温泉でユックリという気分になれず。小田原まで降りて大井に向かう。高速道手前のスーパーで食料調達。鶴巻温泉で安い温泉を探すがない。しかたがないので入浴料1000円、駐車料金も時間限定徴収のxx温泉に慌しく入る。県道を走らせヤビツ峠へ。月が昇り、下方に街の光が輝く。峠の車中泊はひどかった。


駒ケ岳から芦ノ湖を望む
駒ケ岳から芦ノ湖を望む

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