学能堂山


学能堂山
学能堂山

【日 時】2014年03月22日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】学能堂山(1021m)
【山 域】曽爾(奈良・三重)
【ルート】 (11:15)水谷林道舗装終点--(13:30)学能堂山--(15:15)水谷林道舗装終点
【所要時間】4時間00分
【メンバー 】単独


昨日は寒く晴れたり霙が降ったりで荒れた一日だった。本日は寒さは残るが安定した晴れの予報になった。久しぶりに曽爾方面の山で学能堂山に向かう。適当におにぎりを作り飲料をザックに詰め込み出発する。車を走らせるが青山高原にはまだ雪が残っている。やはり少し寒そう。美杉から峠を越える。三多気の入口を右に見て左折。珍しく対向車あり。舗装の切れる突き当たりには鈴鹿ナンバーの軽が一台。貯水施設の横に車を停める。身支度を整え出発する。

地道の林道は圧地され昨年と比較して林道は均され大杉の倒木もない。突き当たりからのルートも上下共スッカリ整備されている。谷沿いに暫く進むと上のルートに合流。昨年まで見ていなかった黄色地に青色の標識がある。薄らと雪を纏った植林帯を緩く登って行く。林道終点の広場に出る。寒く日当りの良い場所で休憩。オニギリを食べエネルギー補給。下から12時のチャイムが聞こえる。

薄暗い植林帯の中の急坂を谷沿いに進む。谷の一番奥から傾斜が増す。雪の上に靴跡がある。急傾斜を登り切ると傾斜が緩む。倒木が道を塞ぐ。足元は滑り易そうで滑った踏跡がある。稜線に出ると「学能堂0.8k 杉平2.7k」と書かれた標識がある。左折する。稜線の道となり自然林の中に雪がシッカリ付いている。植林帯の境界には動物除け緑の線が張ってある。笹峠から緩く登ると開けた広場に出る。

山頂は冷たい風が吹き抜けていたが透き通った大気で遠くまで見える。曽爾の山・三峰山脈・局・矢頭・高見・三峰山脈など近郊の山々や雪を抱いた大台方面の山々が望める。寒いので南端まで行って三峰山脈を眺めようとした時、直ぐ前方に蠢く動物がいる。十数匹の鹿が草を食んでいたが、一歩踏み出すと声を発てて四散した。山頂一帯は枯れたススキのみで下草は貴重な餌か。山頂の南端で三峰・修業経・栗・局・高見などを眺めながらの休憩タイム。三峰山付近は潅木帯の雪が青空に映えている。樹氷も見られているかも。

山頂を後にする。来た道を辿る。下りはトレースのない雪の上を歩く。急坂は滑りに気を遣う。林道終点で一服。往路では日が当っていたが、皆、影になっていた。車のところに戻る。私の車のみ。本日は登山者には出合わなかった。帰途に就く。


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