藤原岳


バイケイソウ
バイケイソウ

【日 時】2014年 4月17日(金)
【天 候】
【山 名】藤原岳(1171m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (10:25)大貝戸登山口--(11:15)四合目--(13:20)藤原山荘--
(13:45)展望丘--(14:40)天狗岩--(15:15)藤原山荘--(17:10)大貝戸登山口
【所要時間】6時間45分
【メンバー 】二人


今年は4月上旬まで寒かった。恒例の藤原の福寿草には出遅れ、4月中旬になってしまった。よい天気が続いていたが些事が続きこの日になってしまった。ダメモトで家内と出掛ける。食事と飲物をザックに積め込みラッシュアワーを避け8時過ぎに家を出る。聖宝寺にナビをセット。グリーンロードを北上、亀山からR306に入る。亀山・菰野の市街地はスムーズの通過。晴れているが鈴鹿山脈はモヤが掛り本日の展望は期待できそうにない。ウィークディにも拘わらず大貝戸の休憩所の駐車場の白線エリアには車が一杯。端のスペースに車を停める。ここまで2時間。

山頂往復にはギリギリの時間帯で三組の登山者が慌しく出発していった。身支度を整え出発する。鳥居を潜って、植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。木陰だが気温は高く汗が吹き出る。単独男性・二人組の男性、が追い越して行く。二合目の道脇に石地蔵がある。急な岩場帯を抜け三合目の植林帯を抜けると新緑の自然林となる。四合目は高木のヤマザクラが咲いている。落葉の広場で休憩し、リンゴを食べる。

風が無く陽射しが強い。五合目で猿の群団に遭遇。20匹近い群が谷側に降り木がざわめいている。この辺りはヤマザクラが満開状態。カーブを曲がり植林帯に入るとホッとする。家内は足取りは軽いが数学の課題を出すと足が鈍る。七合目を過ぎると数組の下山者。若い女性の単独行もチラホラ。靴は汚れて居らず。八合目に到着。既にバイケイソウが葉を広げている。聖宝寺ルートに下る人もいる。今までと一転、風が吹き抜け木蔭は寒いので日向で腰を降ろし昼食タイム。

ルートは乾燥している。黄色い福寿草がココソコに見られるようになる。登るにつれ。咲いている株が多くなる。数組の下山者と行き交う。九合目から上部は至る所に花を広げた福寿草が現われる。ジグザグの急坂となる。藤原山荘に到着。山荘から眺める展望丘には既に雪はなく早春の趣。展望丘に向かう。例年泥濘になる鞍部も乾いている。ミスミソウやショウジョウバカマが咲いている。鞍部から山荘やカンフェルトを眺めながら登り返しとなる。

展望丘からは南西に眺望が展がる。靄っているが治田峠から銚子ヶ岳へと高度を揚げ、静ヶ岳から竜ヶ岳へと延びた鈴鹿の主脈のシルエットが望まれる。竜ヶ岳の東の稜線に腹部に以前にはなかった大きなガレ場がある。景観をカメラに収める。

山荘まで戻り、天狗岩に向かう。緩やかなアップダウンの道となる。いつもの場所の福寿草は既に長けていた。例年いち早く咲き始める場所からか。白船峠への分岐手前。標識を右に見送る。若い夫婦と出会う。冬枯れの疎林に中にバイケイソウの緑が青空に映えている。岩場の下に出るひと登りで天狗岩となる。

天狗岩からは一気に落ちこんだ岩場。眺望は頗る良い。展望丘から西尾根のスイカイラインがビューポイント。土倉岳から御池岳への稜線も真近に望まれる。御池岳に雪が残っている。岩に座って家内と雑談。振り返ると展望丘で見た男性が真後ろに座っていてビックリ。北に行って送電線を確認。

藤原山荘に戻ると単独行が日記帳を読んでいた。8合目まではユックリ撮影タイム。やや足にきていたので休憩も兼ねる。8・4合目で小憩。駐車場は私の車のみとなっていた。着替えを済ませ帰途に就く。温泉に浸り体を解す。


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