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【日 時】 | 2014年 5月10日(土) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | - |
【山 域】 | 和歌山 |
【ルート】 | (6:15)日足--(8:40)比丘尼転び--(8:55)飛雪の滝--(12:40)速玉大社--(13:00)新宮駅 |
【所要時間】 | 6時間45分 |
【メンバー 】 | 単独 |
2〜3日前から腰痛を感じていた。一週間近い車中泊生活のためと思う。この日は朝起きるのにも苦労を感じる。横になる姿勢にも問題があるのか右腰が特に痛く感じる。本日の川丈街道はアップダウンのない水平歩きで腰に負担は少ないと考え決行する。前日の夜、音を発ててつむじ風が吹いていたが、朝方になると収まっていた。冷え込みはなかった。今日は5時頃起床。パン・牛乳・野菜ジュースの朝食を食べる。車を移動して三和大橋の袂、熊野川右岸の少林寺の駐車場に車を停める。身支度を整え出発する。 和歌山側から三和大橋を渡って右側の鉄の階段を下り舗装道に降りる。和気の集落を右に見る。今日は快晴で暑くなりそう。車の殆ど通らない舗装道をタンタンと進む。対岸のR168は交通量が多い。道の駅が見える。立間戸の子の泊山登山口には入山禁止の案内。これから進む谷という谷は土石流の痕跡があり、やっと復旧したばかりの様相。谷を見上げると遥か上方から赤茶けた地層が剥き出しになっている。前方から重機の音が聞こえると狭い道幅一杯のショベルカーと行き交う。どうも様子が変だと感じる。先に進むと道路はない。そばで壁剥ぎ作業している人に尋ねる。この谷がこの区間最後の工事現場で土石を掃き作業用の梯子を組み立てたばかりとのことだった。通行止めの標識は見なかったと聞かれ、見なかったと答える。梯子を使って通してもらった。 先に進むと直ぐにテンジン帰り。谷の通過で難所は終わった感じで敢えて降りる気分にならない。工事関係の車が次々にやってくる。比丘尼転び辺りに通行止めの標識があった。飛雪の滝は水量も落差も程々の立派な滝である。明るい広場がありキャンプ場になっている。この辺りは以前、子の泊山登山で立寄ったことがある浅里地区。大雨で山林が崩壊し現在もその現場がなまなましく残ったままである。 上流に行った乗合バスが引き返してきた。時刻表を見ると一日4便。熊野川の水は青みを増し独特の景観を呈する様になる。県道小船紀宝線をタンタンと進む。瀬原辺りの滝ではショベルカーが土石を除いていた。北桧杖を過ぎると新宮の千穂ヶ峯が見え熊野川は大きく蛇行する。相野谷川に掛る河口堰は大雨の度に問題になる。堰を越えた公園で昼食タイムとする。 御船島は確認できず。新しく掛った新宮大橋は通行量が多い。古い新宮大橋の歩道を渡る。カンカン照りだが風は心地よい。12:15のバスには間に合いそうにない。速玉大社に立寄る。境内を一通り見て、熊野川に出る。堤防の橋下の影で少し涼む。バスでの観光客が多い。案内者が20人程を連れて市内に繰り出していた。新宮駅に着くがバスの出発まで1時間以上の待ち時間。案内所で地図を貰うが腰痛で歩き回る気力も体力もない。JRの駅のベンチに座って時間を潰す。ボールで遊んでいる男女の会話は同世代の高校生と比較していかにも幼稚でイカレタように聞こえる。 14:25新宮発のバスに乗り込む。市内は非常に混み合っていた。日足で下車。980円。少林寺の車のところに戻る。腰痛も回復せず、今回の旅はこれで終了とする。 新宮は混んでいたので楊枝から紀和に抜け熊野に出るコースにする。しかし、楊枝から紀和方面は通行止め。川沿いに進み湯の口温泉から紀和にでる。矢の川付近で乗合バスの時刻表を確認。木本高校前まで一日5便。金山の道端の100円ミカンがお土産。ニ袋買う。熊野に出てガソリン給油。リッター176円。たっかー。解放区間の効果は大きく7時過ぎに家に到着。温泉に浸り一息着く。 |