高見山・天狗山


【日 時】2014年 5月24日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】高見山(1249m)・天狗山(993m)
【山 域】台高(三重)
【ルート】 (9:25)奥山登山口--(11:00)天狗山--(12:35)高見山--
(14:45)奥山登山口
【所要時間】5時間20分
【メンバー 】単独


熊野古道遠征後先週は古光山に登ったが腰の様子がイマイチの状態が続いていた。少しロングな山行ということで桃俣から高見山の北尾根ルートを目指す。天気は良いとの予報。エリアマップをザックに詰め込み8時前に出発。R369から左折して町屋に入る。桃俣川沿いに進むとログハウス群がある。奥山の広場に車はなかった。広場の真中に車を停め身支度を整え出発する。

木の階段を登り高角神社の左脇から登山道が延びる。檜の植林帯の中の道は抉られた急坂で足場の良い横道を通る。ひと登りで「小烏の尾」の稜線に出る。傾斜が緩む。先日の風雨で松の花が落ちている。ステッキで触れると花粉が舞い上がる。小ピークを右に見て暫く進むと天狗山への登路が望める。左に金網の防護柵が現れる。いつもの竹薮がスッカリ刈り払われている。金網から網ネットに変わる。網ネットが無くなる辺りから自然林になる。傾斜が強くなる。堪らずここで小休憩。急坂の日の当たる自然林の中を気持ち良く進む。ピーク手前で左に捲くルートがある。直登すると天狗山に出る。木立で視界は無い。山頂標識や「マッシュ白○」と書かれたコンクリ板がある。

一旦下り先の捲き道と出会う。植林帯の中の急坂を黙々を登る。植林帯を抜けると東側が開け三峰・学能堂山や曽爾の山が望まれる。直射日光が降り注ぎ汗が出る。後から登ってきた夫婦が足早に追い越して行く。登り切ると請取峠からの三峰の稜線に出る。三峰への縦走路が望まれた。高見山の社とアンテナは木立で識別できない。アップダウンのルートになる。木々は新しい葉を広げ強い日射を遮ってくれる。崩壊地前には危険の標識あり。南側は崩壊した赤い壁が一気に落ちている。落差は数百メートルに及ぶ。ピークは直登して稜線に出る。山頂の社が指呼の間に飛び込んで来る。山頂は人が多いと予測しここで昼食タイムとする。

岩の混じる草付きの稜線になり眺望が展がる。高見峠からのルートと出会う。三角点と石で囲まれた祠をカメラに収める。小屋上の展望所のベンチは団体の人だかり。上がって展望を楽しむ。視界は良くで伊勢辻山や国見・木梶・桧塚への稜線や遠く大峰の鋸状の普賢岳も判別できる。北側の曽爾の山も望まれニョッキと頭を出している鎧・兜が特徴的だ。下に見える大峠の駐車場に車が停まっている。

山頂を後にする。来た道を辿り下山する。木本や草木の葉や花をカメラに収める。未だに同定できるものは少ない。天狗山は捲き道を取る。車のところに戻る。本日はこのルートの登山者は私以外は2組の夫婦。いつも静かなコースだ。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにどる