修験業山・栗の木岳

局ヶ岳を望む
局ヶ岳を望む

【日 時】2014年 6月 1日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m)・栗の木岳(1066m)
【山 域】三重
【ルート】 (8:50)若宮八幡宮--(11:05)分岐--(11:35)修験業山--
(13:00)栗の木岳--(13:35)若宮峠--(14:30)若宮八幡宮
【所要時間】5時間40分
【メンバー 】単独


家内の急な手術でドタバタが続いていた。気分なおしに少し長いコースを歩くいてみる。修験業山・栗の木岳の周遊コースに行くことにする。スーパーで食料を仕入れる。開店直後の早朝のスーパーは忙しそう。考え事をしていると美杉を通過して山越えルートに入ってしまった。左折して興津に出る。右折して川沿いに走る。若宮八幡宮の駐車場に着く。車は1台停まっている。準備をしていると猛スピードの軽自動車が停まって窓から顔を出した小太りの宮司さんから「これから登山ですか」と聞かれる。身支度を整え出発。

真っ直ぐ進むと社務所がある。先の社務所の人は前日の事務仕事に忙しそうだ。施設脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。石碑の手前から滝の上を通る迂回ルートがある。対岸に渡る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた案内板がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、滝を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷に降り、渡渉しする。右岸沿いに進んで堰堤の上で小憩。

テープに従い谷を渡り植林帯に入る。崩れた左俣を右に見ながらザラザラの石の急坂をジグザグに登る。暫く登ると植林帯の安定したルートに入り安心。一気の急坂で喘登になる。汗が吹き出る。下からの水音も消え、静寂が訪れる。上部になるほどルートは安定する。尾根に達すると風が吹き上げ気持ち良い。ここで一本入れるく。

シャクナゲはもう終わっている。急傾斜となりロープも現れる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。傾斜が少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。再度、急傾斜となる。開けたところに出て、振り返ると学能堂山や大洞などの山々が見え、栗の木岳も木の間から見える。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。

分岐を右に曲がり縄を潜る。石灰石の混じる新緑に覆われた自然林の中に入る。急坂を登ると西に向いた大門がある高宮に出る。一旦下り、登り返すと開けたところに出る。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進む。三等三角点のある修験業山山頂に着く。山頂には6人程の高年グループが寛いでいた。昨日車を川上にデポして本日は三峰から来て、栗の木経由で下るとのこと。栗の木の見えるところまで戻って昼食タイムとする。

栗の木分岐まで戻る。分岐からは一気に下る。東風が吹き抜けるところは涼しいが風が止まると暑い。下り切ると痩せ尾根になる。南の飯南側の景観が時々開ける。登り返しとなり振返ると修験業山が大きく見える。登り切ると傾斜が緩む。右に曲がり緩やかに登っていく。山頂は切り開かれているが眺望は南側のみ。ここからは岩場の混じる一気の下りになる。眺望の良い岩場から局ヶ岳が望まれる。南側の下方には車道も見える。落ち葉の急坂を下り若宮峠に達する。比高200m以上を一気に下ったことになる。陽射しが強く適当な休憩場所がなくズルズルここまで来てしまった。木陰で暫し休憩。

トラバース気味に戻るように進む。先に進むグループは足取りが鈍い。崩壊地に出る。標識に従い少し下ってガレを渡る。テープを追いながら進む。尾根に乗ると直ぐ乗り越す。釜跡がある。谷は大きく抉られ右岸を少しトラバース。戻るように下って谷に降りる。ここからも崩れトレースが消えているところもある。水場にでたところで先のグループが休憩中。テープを確認しながら谷の左岸沿いに下り本谷と出会う。此方の谷は相変わらず荒れ目の様相。両岸に張られた紙を付けた縄を潜る。川を渡ったところが若宮駐車場。車のところに戻る。


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