本日は昨日の続きの稜線を辿る。峠から稜線を辿り井生に降りる予定。天気は下り坂との予報。峠かからコンクリの階段に取り付くが藪が覆っている。階段を登ると急坂で完全なヤブ状態になる。ビニルのマーカーがありそれを追う。右の植林沿いにはヤブの勢いが弱い。なんとか急坂を乗り越すと傾斜が緩み尾根の稜線に乗る。テープは林業従事者のものと思っていたが赤いテープが続き山屋の者のようだ。ヤブっぽい視界のない薄暗い植林帯の中のアップダウンが続く。方向感覚がなくなる。暫く進むと顕著なピークに出る。傍に長谷城跡176m松阪の猪と書かれたプレートがある。なんとなく以前ここまで来た記憶が蘇る。
ここからはテープが見当たらない。地図も持って来なかったので一番傾斜の緩そうな尾根を辿る。方向的には西になっている。緩やかな稜線を選んで降りていく。左に大きな工場が見える。ポツリと雨が降り始めた。どんどん下って舗装道に降りてひと安心。さてここは何処か。少なくとも井生は左の方向のはずだが。左に池をみながら行くと軽トラが停まっていた。乗っていた人に場所を尋ねる。どうやら井関側に降りてしまったようだ。戻り県道に出る。おやつカンパニーを右に見ながら帰途に就く。
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