朝熊ヶ岳(内宮)


内宮
内宮

【日 時】2015年 2月24日(火)
【天 候】
【山 名】朝熊ヶ岳(555m)
【山 域】伊勢(三重)
【ルート】 (10:10)伊勢市駅--(12:10)内宮正宮--(14:50)朝熊ヶ岳--
--(16:45)朝熊駅
【所要時間】6時間35分
【メンバー 】単独


参宮道の最後のコースと朝熊ヶ岳登山は家内が一緒にする予定だったが、今年は寒かったので2月の初旬に朝熊駅から登った。この日は単独で伊勢市駅から内宮を廻り朝熊岳コースを辿る。9時台の電車に乗る。伊勢市駅には10時過ぎに到着。霞んでいるが天気は良さそう。ウィークデイで観光客がチラホラ。中国人の話声が大きくきこえる。外宮に出て左折。岡本の信号を左折して近鉄を潜る。勢田川に掛る小田橋を渡る。橋の袂に案内板がある。英語では尾部坂のお杉お玉の間の山付近は日本の5大プレイタウンと説明。坂を登り、近鉄線を越える。道端に嘗ての参宮道の写真がある。参宮街道資料館を覗く。取り込み中の様子で係員はいない。リュックも背負った夫婦が前を進む。街道歩きのように見える。坂を下り猿田彦神社を左に見て信号に出る。コンビニを探すが見当たらず。おかげ横丁に入る手前の伊勢うどんの店は無くなっていた。おかげ横丁は相変わらず人が多い。赤福購入。宇治橋前のバス停近くで伊勢うどんを立ち食い。

宇治橋の入口の門の前には大勢の人。橋を撮ろう思ったがロープが張られていた。ポールの先にデジカメを付けた自己撮影をしている女の子が目立つ。ウィークデイだが人が多い。正宮の階段下で正宮を撮影。石階段を登りお参り。左奥にあった以前の建物は見えず。宇治橋には行かず手前から右の道を辿る。建物があり駐車場を横切ると見覚えのある道に出る。登山口の周りの駐車場は満車状態。

取り付きにはママチャリがある。よく整備された広い地道になる。登山道になるとは石が積まれている。植林帯を徐々に登って行く。やや道が細くなり、潅木帯に出て坂道になる。「4町 xxxm」と書かれた木札が新しい。陽射しの当るところに出ると汗が吹き出す。前方のピークの後ろにアンテナが見える。防護木のあるところに腰を下す。気温の高めで熱く感じ冬用の下着を脱ぐ。持ってきたパンを食べる暫し休憩タイム。

道路は良く整備されていた。傾斜が緩み十町の石標と石地蔵が現れる。下山者が「今日は登山者が多い」と言葉を交わす。左下にスカイラインが走るようになる。次々と単独の下山者と行きかう。着替えの現場に遇わなくてラッキーだったかも。伊勢湾の遠景が望まれる。稜線に乗り風が吹き抜ける。スカイラインから離れ、坂道となりピークを右に捲く。荒れ目のルート。何組かの下山者と行き交う。平坦な道になり三十三町石を左に見て車道に掛かった橋を渡る。このルート唯一の展望所で伊勢市街・伊勢湾が望まれる。緩いが長い坂道が伸びる。後から足音が聞こえ振り向くと小柄の男性が走って追い越していった。ケーブル駅跡のような石垣がある。石地蔵の町表示が無くなる。井戸を囲う小屋を通り、アンテナ施設の横に出る。休憩タイム。

天測碑・一等三角点に立ち寄る。相変わらず一軒家の犬は吠えている。道近くの吠えない犬は身を後ろに引き飛びかかってきた。鎖でもんどり打ってしまった。朝熊道との合流点から安土桃山城が見える。明治・大正時代ここには味噌屋があり宇治道は車が通っていたとの案内。植林帯の近道を通る。急坂を登ると山頂のアンテナ施設横に出る。

山頂は刈り払われて展望が良い。黄砂のせいで鳥羽周辺の島が確認できる程度の視界。広場の奥には赤い山頂標石、八大竜王社がある。丸竹のベンチに腰を降ろしユックリする。山頂を後にする。

朝熊峠まで戻る。こちらのルートは町石が連続して位置が把握できる。植林帯のショートカットルート。ケーブル電車跡のベンチで休憩。橋の上から急傾斜の索道を眺める。ユックリ下って登山口に着く。無人の朝熊駅は自働切符。宇治山田駅で急行に乗り換え。車内で乗車券購入。乗り継ぎがスムーズ。




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