藤原岳


福寿草
福寿草

【日 時】2015年 4月26日(金)
【天 候】
【山 名】藤原岳(1171m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (8:20)大貝戸駐車場--(9:20)四合目--(10:15)八合目--(11:05)藤原山荘--
(11:25)展望丘--(12:45)天狗岩--(13:30)藤原山荘--(14:40)四合目--(15:15)大貝戸駐車場
【所要時間】6時間55分
【メンバー 】二人


今年は3月下旬まで寒かった。4月に入ると梅雨模様の天気が続いた。よい天気は続かず熊野古道歩きなどをこなしてきた。恒例の藤原の福寿草には出遅れ、4月下旬になってしまった。日曜日だが花はダメモトで家内と出掛ける。食事と飲物をザックに積め込みラッシュアワーを避け6時過ぎに家を出る。グリーンロードを北上、亀山からR306に入る。亀山・菰野の市街地はスムーズに通過。晴れているが鈴鹿山脈はモヤが掛り本日の展望は期待できそうにない。少し行き過ぎ大貝戸には8時過ぎに着いた。休憩所の駐車場は満員。小学校前の有料駐車場の車を停める。身支度を整え準備をしている時も続々車が入ってくる。

大勢の人が準備して出発していく。用を済ませ我々も出発。小学校前の車道に出て左に曲がる。右に曲がり休憩所へ。駐車場前にはロープが張られ草刈りをしている人が車を追い返している。聖宝寺コースも利用できる案内を見る。鳥居を潜って、植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。木陰だが気温は高く汗が吹き出る。大きな荷物の下山者と行きかう。泊まりか?団体や単独・二人組と登山者は多い。二合目の道脇に石地蔵がある。急な岩場帯を抜け三合目の植林帯を抜けると新緑の自然林となる。この辺りはアオダモが新しい葉を出している。四合目は沢山の人が休んでいる。ヤマザクラは既に散ったあと。広場の奥の落葉の上で休憩。

風が無く陽射しが強い。五合目で上方を見ると山頂付近に雲が掛っている。ヤマザクラが少し残っている。単独の老女が大変そうに登っている。老年団を追いこす。カーブを曲がり植林帯に入る。家内の足取りは軽そう。七合目を過ぎると数組の下山者。男性の単独行が多い。皆靴は汚れて居らず。八合目に到着。既にバイケイソウが葉を広げている。聖宝寺ルートに下る人もいる。暑いので木蔭に腰を降ろす。傍らにカタクリの花が咲いている。暫し、撮影タイム。

ルートは乾燥している。福寿草は所々有るには有るが盛期は過ぎている。数組の下山者と行き交う。九合目から上部も少ない。ジグザグの急坂となる。登り詰めた辺りに幾つかの福寿草が残っていた。カメラを構えた人の撮影姿勢ですぐ判る。藤原山荘の下に新しい黄色のトイレ施設ができていてビックリ。昼時で列ができている。トイレは普通の水洗だが紙は前のダッシュボックスに捨てるようになっている。モダンな感じ。山荘周辺は人が多いので直ぐに展望丘に向かう。展望丘は薄緑で早春の趣。若い女性三人組が暗部にザックを置いて山頂に向かう。足元にはミスミソウやショウジョウバカマが咲いている。鞍部から山荘やカンフェルトを眺めながら登り返しとなる。

展望丘からは南西に眺望が展がる。靄っているが治田峠から銚子ヶ岳へと高度を揚げ、静ヶ岳から竜ヶ岳へと延びた鈴鹿の主脈のシルエットが望まれる。御池岳に丸い雪田が残っている。眼下の山麓の若葉の中に山桜が点在する。景観をカメラに収める。岩場の上で昼食を摂っていると次々に登山者がやってくる。

老年の男性が汗も掻かずに登ってくる。山荘まで戻る。天狗岩に向かう。緩やかなアップダウンの道となる。いつもの場所の福寿草は既に長けていた。例年いち早く咲き始める場所。次々に下山者と行き交う。皆健脚そうに見える。白船峠への分岐手前。標識を右に見送る。冬枯れの疎林に中にバイケイソウの緑が青空に映えている。岩場の下に出るひと登りで天狗岩となる。

天狗岩からは一気に落ちこんだ岩場。眺望は頗る良い。展望丘から西尾根のスイカイラインがビューポイント。土倉岳から御池岳への稜線も真近に望まれる。岩に座って家内と雑談。男性が真後ろやってきて仲間も続いてやってきた。岩場を後にして北の平地に移動。若い男女が寛いでいる。御池岳の雪田を確認して帰路に就く。

藤原山荘に戻る。付近の福寿草をユックリ撮影。8・4合目で小憩。駐車場はまだ半分ほどは残っている。着替えを済ませ帰途に就く。温泉に浸り体を解す。


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