三峰山・平倉峰

学能堂山方面
学能堂山方面

【日 時】2015年 5月 2日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】三峰山(1235m)・平倉峰(1220m)
【山 域】三重・奈良
【ルート】 (9:55)登尾小屋--(10:55)五本杉の小屋--(11:25)三峰山--
(11:55)平倉峰--(13:10)八丁平--(14:25)登尾小屋
【所要時間】4時間30分
【メンバー 】単独


GWだが家内は天理に見学会に参加。天気も良いので本年まだ行っていない三峰山に出かける。飲料をザックに詰め、スーパーで昼食を買って出発。神末で左折。神末川沿いに南下。不動滝コースの駐車場には車が十数台。出発準備をしている人もちらほら。キャンプ場は子供が多く満員の盛況。林道を進む。注意書き通り落石が所々にある。登尾小屋の脇に京都ナンバーに車が一台停まっている。その後ろに車を停める。下から登って来た老夫婦がユックリ登っていく。小屋横のメタセコイア、モミジバフウ、カシワは新芽を出している。駐車場横の白い尾状の花は何か?身支度をして出発。

直射日光が強く階段の登りがキツク感じられる。展望所のログハウスで、後から下から登ってきた人が速足で追い越していく。雲がなく曽爾高原や神末の集落がクッキリ見える。植林帯の中の緩やかな道。「山頂まで2300m」の標識。ユックリと息を整えながら進む。北に開けたところからは大洞山や日本ボソ・倶留尊山が望まれる。小休憩してリンゴを食べる。

赤いホッカムリの石地蔵。賽銭桶には小銭。この辺りは高木が多い。コシアブラは確認できない。急坂を登ると不動滝コースと合する。五本杉の小屋。小屋の前の大木はブナのようだ。ミズナラやヒメシャラが目に付く。休憩タイム。

緩い坂道を登って行く。稜線に出る。大日如来分岐。予想に反しこの辺りはまだ冬枯れ状態。御岳展望所からは神末の集落や学能堂山や大洞山が見える。三峰山山頂はだれもいない。山頂標識と一等三角点をカメラに収める。この季節リョウブ以外の樹木の同定は難しい。

12時に昼食の予定で平倉峰に向かう。幹下部に苔が付着した木。オオイタヤメイゲツの新芽が雨傘状。自然林のアップダウンの道となる。ツツジ・タムシバ・ガマズミの花やバイケイソウの緑が春の到来を告げている。ブナやミズナラを確認。ブナには大量の尾花が付いている。今年は豊年?。平疎林の大木が現われる。倉峰に近づくと賑やかな声が聞こえる。到着すると三人の女子生徒、三人の三人の男子生徒、二人の男子教員が昼食を終えたところだった。クッキリと晴れ渡り近隣の山々や一望となる。ユックリ腰を降ろして昼食タイムとする。

樹木を確認しながら来た道を辿る。三峰山は二人の老男性がいた。戻り八丁平に降りる。若い男性二人が寝転んででいる。草原に座りユックリ休憩。南風が吹きあがる。対面の山襞がクッキリ見える。

下山に掛る。高見山ビューポントから三角形の高見山の雄姿。小屋には寄らず。開けたところで休憩。登尾小屋へは14時半頃着いた。家路に就く。

クサソテツはもう長けていた。温泉には寄らず。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる