修験業山・栗の木岳

局ヶ岳を望む
局ヶ岳を望む

【日 時】2015年 5月10日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m)・栗の木岳(1066m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:10)若宮八幡宮--(11:00)堰堤--(12:15)分岐--(12:45)修験業山--
(14:20)栗の木岳--(15:00)若宮峠--(16:15)若宮八幡宮
【所要時間】6時間05分
【メンバー 】単独


前日は高見山に行くつもりで靴を忘れた。気分なおしに修験業山・栗の木岳の周遊コースに行くことにする。スーパーで食料を仕入れる。美杉から谷沿いの県道を進み興津に出る。左折して川沿いに走る。若宮八幡宮の駐車場に着く。車は2台停まっている。身支度を整え出発。

真っ直ぐ進むと社務所がある。宮司さんは客の対応に忙しそう。施設脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。石碑の手前から滝の上を通る迂回ルートがある。木の橋で対岸に渡る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた案内板がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、滝を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷に降り、渡渉しする。右岸沿いに進んで堰堤の上で小憩。チドリノキが既に翼果を着けている。

テープに従い谷を渡り植林帯に入る。崩れた左俣を右に見ながらザラザラの石の急坂をジグザグに登る。単独男性が勢いよく下山してくる。暫く登ると植林帯の安定したルートに入り安心。一気の急坂で喘登になる。次いで単独女性の下山者。「今年はシャクナゲはあまり咲いてない」とのこと。汗が吹き出る。下からの水音も消え、静寂が訪れる。上部になるほどルートは安定する。尾根に達すると風が吹き上げ気持ち良い。ここで一本入れる。

確かにシャクナゲはもう少ない。急傾斜となりロープも現れる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。傾斜が少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。再度、急傾斜となる。開けたところに出て、振り返ると学能堂山や大洞などの山々が見え、栗の木岳も木の間から見える。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。

分岐を右に曲がり縄を潜る。石灰石の混じる新緑に覆われた自然林の中に入る。急坂を登ると西に向いた大門がある高宮に出る。ここのシャクナゲも既に花を落している。一旦下り、登り返すと開けたところに出る。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進む。三等三角点のある修験業山山頂に着く。木の下でユックリ昼食タイムとする。

栗の木分岐まで戻る。分岐からは一気に下る。西風が吹き抜け寒く感じる。下り切ると痩せ尾根になる。南の飯南側の景観が時々開ける。登り返しとなる。振返ると修験業山が大きく見える。登り切ると傾斜が緩む。右に曲がり緩やかに登っていく。山頂は切り開かれているが眺望は南側のみ。ここは風が遮られ暑く感じる。ここからは岩場の混じる一気の下りになる。眺望の良い岩場から局ヶ岳が望まれる。南側の下方には車道も見える。ここで休憩。

急坂を下り若宮峠に達する。比高200m以上を一気に下ったことになる。トラバース気味に戻るように進む。崩壊地に出る。標識に従い少し下ってロープを掴みながらガレを渡る。テープを追いながら進む。尾根を乗り越す。釜跡がある。谷は大きく抉られ右岸を少しトラバース。戻るように下って谷に降りる。ここからも崩れ場。トレースが消えているところもある。水場にでる。テープを確認しながら谷の左岸沿いに下り本谷と出会う。此方の谷は相変わらず荒れ目の様相。古木が伐木され整備されたところもある。川を渡ったところが若宮駐車場。車のところに戻る。


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