日ノ出岳

日ノ出岳
日ノ出岳

【日 時】2015年 5月20日(水)
【天 候】晴れ
【山 名】日ノ出岳(1694m)
【山 域】奈良
【ルート】 (14:30)大台ヶ原駐車場--(15:10)日ノ出岳--(16:25)大蛇クラ--(17:40)大台ヶ原駐車場
【所要時間】3時間10分
【メンバー 】単独


急に休講の連絡が来た。比較的連続して天候が良さそうなので大峰の奥駆に出かける。行者還トンネルから七曜までを目標に午前中に家を出る。R165で榛原に出て宇陀から東川経由でR169に入る。ナビの到着予定時間を見ると二時頃になっていたので大台に寄って行くことにする。ドライブウェーに入ると下山の車が多い。工事中の箇所は信号になっている。大台ヶ原駐車場には観光バス等、沢山の車が停まっている。ビジターセンターの前に、車を停め、身支度を整え出発する。

センター手前から遊歩道に入る。周回してきた多くの登山者と行き交う。トウヒの森林の中を水平道が抜ける。木の根には鹿の食害防止のなめの針金状のネットが被せられている。直ぐに歩きだしたせいか息苦しさを感じる。二人の男性が勢いよく追い越して行く。巴岳付近の谷から石畳の坂道になる。登り詰めたところが正木嶺からの稜線分岐。左に折れ木の階段を登る。喘ぎながら登り詰めると一等三角点と木造の展望台が見える。台の上は広く端に避雷針がある。眺望が素晴らしく北に台高の山々が連なる。南側は尾鷲や太平洋が意外に近く感じられる。

大杉谷への降り口を確認して分岐まで戻る。木の階段を登っていく。振り返ると日の出岳が見える。正木嶺を越えると木の階段の下りに なる。イトササの中の立ち枯れは終期の疎らな状態で尾鷲側の視界が一気に展がる。青空に白い枯れ木が良く映える。下りきったところが正木ヶ原。平坦な道になり東屋のある尾鷲辻に出る。一人男性が休憩中。牛石ヶ原には神武天皇像と牛石がある。シオカラ谷への分岐には4人の男女が休憩。真っすぐに進む。盛期は過ぎているがシャクナゲとアカヤシオが咲いている。大蛇クラからは東川への落差が圧巻。

分岐まで戻る。同じ高度にビジターセンターが見える。センターから遠ざかるように遠見尾根を下降し始める。若干不安を感じながらシャクナゲの交るシャクナゲ坂を一気に下っていく。シオカラ谷を下方に見て谷に掛る吊橋を渡る。ここからはコンクリと石の階段道が続く。傾斜が緩み右に山の家が現れる。散策道を辿ると駐車場に出る。車のところに戻る。小処温泉に浸る。行者還トンネルで車中泊。


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