P1166

P1166
P1166

【日 時】2015年 6月 6日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】P1166(1166m)
【山 域】奈良
【ルート】 (14:30)上谷--(15:10)柏木分岐--(15:45)天竺平--(16:20)86丁--(16:35)P1166--
(17:50)上谷
【所要時間】9時間35分
【メンバー 】単独


梅雨になったが土日は晴れの予報。奥駆の山上〜大普賢を踏破を目指す。土曜は移動日だが二蔵宿〜五番関〜山上を歩こうと出発。午前10時前に家を出る。スーパーで二日分の食糧を購入。土曜日でやや交通量は多い。道の駅の杉の湯には一時前に到着。林道への入り方を聞く。五番関への林道はまだ通行できないとのことだ。が、様子を見るつもりで林道に入る。高原に入るところに、この先通行不可の看板あり。ゲートは開いている。高原の集落に入るがここからの道はない。戻り、高原川沿いの道を進む。道なりに進むと谷の土石の位置が高い不群谷で道路を塞ぐゲートがあった。文田谷まで戻る。ナビでは四寸岩山が近い。谷に沿う林道を暫く進むと地道になり道幅が狭くなった。転回できるところまでバックして難を逃れる。五番関のアクセスは諦める。

杉の湯まで戻る。国道を南に走らせる。対岸の白屋の集落が全くなくなっている。上多古で左折。上多古川の水は透き通っている。右折してヌクミ谷を辿る。左折して高見に出たところが上谷(ごうたに)。こんなところに集落があることに驚く。集落の中に入ってみるが人は住んでいるが少ない様子。集落の出口まで戻り、畑仕事をしている人に山上までのルートを尋ねる。この付近の土地の所有者の方。ルートは判り易い、宮さんの前に邪魔にならないよう停めておけ、との応答。

この時間から山上はとてもムリだが明日の偵察も兼ねて出発する。宮さんの前の作業道を進み右に曲がる。左に墓がある。右作業道、左大峰と書かれた白い小さなプレートがあり安心する。取り付きはザレ目の坂で踏み跡はハッキリしない。植林帯に入ると明瞭な踏み跡になる。一気の急坂で電光を切りながらジグザグに登っていく。大きく左にトラバース気味に巻くと山稜が見え始める。傾斜が緩みコンクリ電柱がある柏木分岐に達し尾根に乗る。柏木まで3k、阿弥陀ヶ森まで5.8kの標識がある。

傾斜が緩み、快適な尾根歩きとなる。西寄りの風が吹き抜ける。道脇に八十六丁石がある。二丁毎に丁石があり表裏で登り下りの経過距離を表示しているようだ。概ね登っているが傾斜の緩い尾根道が続く。天竺平から少し傾斜が増す。植林帯で視界は利かない。ピークを左に見る西斜面の捲き道になる。植林帯の中を平坦な道が続く。北側に張り出した尾根を捲く。六十八丁。雨後で風のない暖かいところではカゲロウのような虫が沢山湧いている。16時を過ぎたので捲き道が終わり尾根に乗ったところで偵察終了とする。

ここからは地図にあるP1166の三角点を辿る。尾根には若干の踏み跡がある。直ぐにピークが現れるがシャクナゲの密集地帯で偽ピーク。稜線を辿ると明瞭な高見が現れる。植林帯の中をひと登りすると北側が下りになり明瞭なピークの様相。ピークと離れたところに赤いテープがある。辺りを確認すると伐木した木の下に三角点があった。

左斜面のルートを意識しながら北側の稜線を下る。二度目の分岐尾根を左に取る。傾斜の緩い尾根を選択して下れる。先に通った六十八丁のルートに出た。来た道を辿る。柏木分岐からの下りは急坂に感じ踏ん張りが利かず。車のところに戻る。

食事前に上谷の集落の中を散策。家から出てきたお婆さんと会話。明日、山上に行くことを言うと鈴を付けるように言われる。食事を済ませ早めに就寝。


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