子の泊山


子の泊山
子の泊山

【日 時】2019年11月30日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】子の泊山(908m)
【山 域】南紀(三重)
【ルート】 (10:25)津呂地--(11:40)浅里登山口--(12:45)津呂地==
(13:35)桐原登山口--(14:55)子の泊山--(16:15)桐原登山口
【所要時間】5時間20分
【メンバー 】二人


来年の干支の山で「子」の山は「子の泊山(三重・新宮)907」のみ。子の泊山は立間戸谷・相野谷など大渓谷でも知られている。12年前と同じ浅里コースを採る。

7時過ぎ家を出て給油していると7時半過ぎ。高速に入る時カードの期限が切れて発見してもらう。高速を使って熊野まで。ここからR42を南下する。新宮への橋の手前から熊野川沿いの県道に入る。道幅が狭くなる。浅里の津呂地には登山口まで4.2kへの案内があるが林道は通行止め。矢淵中学校分校横に車を停め歩き出す。集落内には道路の舗装がめくれている箇所がある。集落の林道浅里・桐原線始点にも通行禁止の表示。林道を少し登ると道路に亀裂が走り段差になっている。舗装された林道は植林帯の中を走っている。水道用タンクを左に見る。予想に反して進むほど道は良くなる。植林帯の中は日が差さず寒さを覚える。西谷に架かる橋を渡る。左から崩れた岩が道路を一部覆っている。少し進むと林道と出会う。出会った側にも通行止めの表示がある。子の泊山登山口の案内があり11時40分ころ登山口に着いた。しかしヤケ嵓まで土砂崩れ等のため登山は遠慮して下さいとの案内がある。腹も減っていたのでここで昼食タイム。

仕方がないので引き返すことにする。ここまで約一時間半。帰りも一時間近く掛かると予想。来た道を戻っていると橋を越えた辺りで軽トラが追い越していく。林道は通行できないわけではない事を認識。水道タンクを見て、熊野川や集落が見えるようになる。ススキの斜面も右下に車が見える。車のところに戻り桐原側から挑戦することにする。そのまま乗り込み車を走らせる。道路に問題があるのは浅里の集落辺りに限られていた。歩いてきた道路を戻り、浅里・桐原林道に入る。どんどん高度を上げながら暫く車を走らせる。途中分岐が二か所ほどあるがナビを確認しながら進む。傾斜が緩み平坦道になり暫く走らせる。右側に桐原尾根登山口の標識と案内図がある。

路脇に車を停め慌ただしく出発する。谷沿いの暗い苔むした植林帯の中を登っていく。渡渉し谷沿いに進む。切り株の上に苔むした石がある。朽ちた丸太が掛かっている。踏み跡は薄目で要所には赤布があるが帰路暗くなると心配になる。谷音が消え薄暗い植林帯の急登になる。石垣が積まれた窯跡がある。急坂を登り続けると尾根に出る。子の泊山の方向指示版がある。桐原からの尾根道はそれほど明瞭でない。小憩する。

尾根道になる。常緑樹の雑木の急坂になる。そのまま登って行くと思ったが右に巻き道がある。再度尾根道にに出ると大きな山体が前方に現れる。落ち葉が混じる坂道になる。急坂を登ると右前方にまた大きな山体が現われ距離を感じる。一旦大きく下り暫く進んむと急坂になる。ピークを登り切る。先に進むと古い広い林道に出る。林道は少しアップダウンはあるが歩は進む。林道の右側に子の泊山の標識があり山頂が近いことを認識する。林道と別れ落ち葉の混じる急坂を登ると傾斜が緩み山頂の出る。

山頂からは木々が仮払われており熊野灘・七里御浜や熊野の山々が一望となる。一等三角点・登山コース案内図がある。写真を一通り撮る。タイマーをセットし自撮りを試みるが失敗が多く時間が経ってしまう。帰路のことを考えるとユックリ寛ぐ余裕がない。慌ただしく行動食を食べる。山頂付近の林道は確かめる時間はなかった。

来た道を戻る。登り返しがキツイと思っていたが意外に簡単に通過。尾根分岐までスムーズに到着。植林帯はそれほど暗く感じない。往路では薄いと感じた道も帰路ではハッキリ見える。しかし、谷音が聞こえるまでは長く感じる。木の間から林道が見えホッとする。車のところに戻る。

浅里には行かず桐原側に進む。この辺りは滝が多い。可なり高度を下げる。谷の横に尾根沿いの桐原登山口を確認。水平道になるが桐原の集落に出るまで長く感じる。熊野川には出ずオレンジルートを辿る。日没になる。市木で左折しr318に出る。道端の柑橘を大量購入。月齢が深く月明かりのない浜に出て石を採取。帰路は一般道。電話ボックスは道の駅にあったがテレカードは使えず。9時前に一志に着き買い物して帰宅となる。

浅里登山コースが使用できないことは知らなかった。夜間走行のことなど考えれば集落から浅里登山口までの通行禁止は理解できる。干支にあたる来年は登山者が多くなることが予想されるが整備されるだろうか。桐原コースが無難と思えた。


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