大洞山・尼ヶ岳


尼ヶ岳から大洞山を望む
尼ヶ岳から大洞山を望む

【日 時】2020年 3月 2日(月)
【天 候】晴れ
【山 名】大洞山(1013m)・尼ヶ岳(957m)
【山 域】曽爾(奈良)
【ルート】 (10:25)スカイランド登山口--(14:25)大洞山雌岳--(14:50)大洞山雄岳--
(11:20)倉骨峠--(12:55)尼ヶ岳--(14:40)倉骨峠--(15:50)スカイランド登山口
【所要時間】5時間25分
【メンバー 】単独


本日は晴れの予報だが前日までの雨が残っている感じで山の端には雲が掛かっている。ラジオ講座が終わってスーパーに立ち寄って弁当を購入。スーパーの駐車場は濡れていたので倉骨峠は止めてスカイランドからのコースにする。キャンプ場の上の東屋付近のルートを確認。この上の雌岳登山口に上がる。ここに車を停めるが緩い坂でもスリップする状態。身支度を整え出発。

山頂まで600mの標識がある。植林帯の中に石段の急坂が伸びる。久しぶりの登山でユックリ進む。石畳の一気の急登になる。山頂まで300m、林道まで500mの標識がある。展望の開けるはずだが霧が涌いて時々、下界が見える程度。ベンチに腰を下ろして小休憩するが寒さを感じる。少し登ると倒木帯になる。傾斜が緩み稜線にでる。左にヤマナシが裸木状態。三角点を通る。霧でベンチのあるところの見晴らしはない。休憩もせず雄岳まで行くことにする。鞍部への下りは木の階段が整備されている。朴ノ木を左に見て登り返し。木の名前が書かれた大きなプレートがスプリングで木に括られている。雄岳の山頂まで来ると霧が晴れだした。雲は流れているが山頂標識と伊賀富士をカメラに収める。

自然林の中の一気の急坂になる。西風が吹き抜け寒さを感じるが霧が取れ時間の経過とともに晴れていく。ブナ、ツノハシバミなどプレートが多くなる。植林帯に係り左に平行して林道が走る。自然林の中を少し登り返した日溜まりで昼食タイムとする。

少し登ると植林帯の下りになる。分岐に東海遊歩道崩壊の倒れた看板がある。倉骨峠に出る。台地の周りには何もない。伊賀富士に向かう。峠から左に林道を見ながら植林帯の中を緩やかに下る。急な石段を一気に下る。正面に均整の取れた伊賀富士が木の間から見える。大タワで車道からのルートと出会う。植林帯の中の緩やかなアップダウン。この辺り間伐されて東海自然道のテープが多い。木の階段の急坂になる。登り切ると東海自然道は左に曲がる。尼が岳にはそのまま真っ直ぐに登る。日向に腰を下ろし休憩タイムとする。

巻道は良く踏まれている。湿った滑り易い急坂をジグを切りながら高度を稼ぐ。冬枯れの木々の間をユックリ進む。傾斜が緩みカヤトが現われ山頂の広場に出る。東側は青山高原の風車群や津の市街地や伊勢湾が望まれる。西側には曽爾の山々の奥に高見山の三角形が高く見える。風景をカメラに収める。

山頂を後にする。麓からの大洞山の全景が望まれる。写真を撮ると携帯の電池がないとのメッセージが出る。来た道を辿る。大タワを通り、石段の登り返し。倉骨峠で小休憩。分岐の倒れた看板を確認。トラバースルートに入ると風が収まる。苔むした石畳が伸びる。木の名前が書かれたプレートがスプリングで木に括られ、以前より種類が増えた感じがする。崩壊箇所は以前と同じ場所で崩壊部の上に迂回路が作られていた。程なく林道に出る。稜線を伝い登山口に出て車のところに戻る。


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