錫杖ヶ岳


錫杖湖を望む
錫杖湖を望む

【日 時】2020年 3月 3日(火)
【天 候】
【山 名】錫杖ヶ岳(676m)
【山 域】布引(三重)
【ルート】 (10:30)下之垣内登山口--(12:45)錫杖ヶ岳--(14:10)下之垣内登山口
【所要時間】3時間40分
【メンバー 】単独


前日は曽爾に行ったので本日は家から北に位置する錫杖ヶ岳に行く。リンゴと飲料・菓子をザックに詰め込み出発。スーパーで昼飯を購入。広域農道に入る。安濃の手前で安濃川沿いの道を通る。錫杖湖は喫水線が高く満水状態で、いつにも増して水量が多く感じる。下之垣内の川向かいの駐車場は車が2台。車を停め身支度を整え出発。

橋を渡るが川沿いに吹く風が冷たく感じる。登山口には「錫杖ヶ岳登山道入口」と書かれた大きな看板がある。谷沿いの未舗装の林道を進む。風が収まりホッとする。相変わらず道が崩れている。上部は全く手が入っていないが、登山者は通っているようでハッキリした踏み跡になっている。2番標識が登山口。植林帯の山道になる。植林帯に入ると風が遮らる。少し登って平坦になり谷を渡る。植林帯の中の急坂になる。急坂が続き5番プレートを右に見る。急坂になる。開けたところに出る。登り詰めると枝尾根に飛び出る。六番標識があり、亀山市関町までの縦走路には黄色の通行禁止板がある。休憩して昼食タイムとするつもりだったが、風が吹き抜け寒気を感じ、おちおち喉が通らない。

食事を止め、直ぐにスタート。植林の尾根は更に急坂になる。木の根を掴みながらユックリ登って行く。7番標識を右に見て、左に捲きながら乗り越す。主尾根に乗る。一旦傾斜が緩む。ここから木の間から山頂が見える。寺への分岐となる。9番標識が横倒しになっている。急坂はロープが張られている。登り乗り切ると潅木帯に入る。上方から声が聞こえる。東屋が現れる。稜線は風が吹き抜けていたが風の裏側に入り、直ぐに山頂には行かず、ここでユックリ昼食タイムとする。

ひと登りで加太からのルートと出合う。山稜に出ると風があるが思ったほど強くない。男2女2の中年グループと行き交う。若い2人の男性が写真撮影中。山頂のプレートは少し錆びている。高曇りだが視界はすこぶる良い。遠く冠雪した御嶽が望まれる。それをランドマークに左に乗鞍・北ア、右に中ア・恵那・南アなどが同定できる。眼下には錫杖湖が見える。湖岸の喫水線が高く満々と水を湛えている。遠く朝熊山や菅島・神島、伊良子水道が判別できる。愛知側の知多半島も判別でき伊勢湾が浮かび上がる。津や松阪の市街地も見える。経ヶ峰の背後の笠取山や青山の風車群が近くに感じられる。西に伸びる布引の山や柘植の山などが望まれる。2人の男性は岩陰でストーブを点け寛いでいる。

下りながら錫杖湖をカメラに収める。9番標識から寺へのルートで下山。植林帯の中を一気に下る。5番標識の滑谷のあるところで小休憩。傾斜が緩む。寺の横に出る。大きな登山口の標識がある。車のところに戻る。

湖水荘近くの高台から満水のダム湖を眺める。

ナビでは大回りになっていたがダム横の林道に入り稲子山を目指す。ナビの地図では行き止まりになっているが、地道に林道に入る。道が狭目で荒っぽくなったので車を停め歩き出す。暫く歩くと林道終点で転回場があった。登山者への注意書きがある。対岸にテープがあり渡ってみるが登山道ではない様子。本日はここまでとし車のところに戻る。

帰宅し家内と猪倉温泉でユックリ寛ぐ。


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