三峰山・平倉峰

平倉峰から
平倉峰から

【日 時】2020年 3月 9日(月)
【天 候】晴れ
【山 名】三峰山(1235m)・平倉峰(1220m)
【山 域】三重・奈良
【ルート】 (10:30)登尾小屋--(11:50)五本杉の小屋--(12:40)三峰山--
(13:10)平倉峰--(14:20)八丁平--(15:30)登尾小屋
【所要時間】6時間10分
【メンバー 】単独


家内は正月以来で2か月振りの山行。天気は雨の間の晴れ間で気温も上がる予報。暖かい予報なので布団を干して三峰山に出かける。飲料をザックに詰め出発。スーパーで昼食を買う。神末で左折。神末川沿いに南下。不動滝コースの駐車場は5~6台の車が停まっている。二人の男性が下山してきた。キャンプ場では何か準備中。春先で道路には小石が転がっている。慎重に先を進むと小屋に達する。小屋の脇に車を停める。小屋横のモミジバフウ、カシワ、メタセコイアはまだ裸木状態。下から登ってきた単独女性が「ここまで車これるの」と声を上げて登っていった。車から出ると暖かく感じたがジャンパーを着て出発。

木の階段を登る。ログハウスからは曽爾高原の山々の稜線がハッキリ見える。植林帯の中に入ると寒さを覚える。緩やかな道だが家内の足並みはやや重そう。「山頂まで2300m」の標識。ユックリと息を整えながら進む。単独高年男性と行き交う。北に開けたところからは神末の集落の背後に大洞山や日本ボソ・倶留尊山がスッキリと望まれる。甘露煮のキンカンを食べながらユックリ休憩。

赤いホッカムリの石地蔵。賽銭桶には小銭や飴等が沢山。この辺りは高木が多い。急坂を登ると五本杉の小屋。不動滝コースと合する。寒そうなので日当たりの良い外で休憩。小屋の前はブナの大木。小屋の上には何やら電子機器が設置されている。小屋の中に入るとライトが光っていた。丸太の上に腰を降ろして昼食タイムとする

植林帯の中の緩い坂道を登って行く。雨後で泥濘状態のところには先行者の滑った跡がある。稜線に出ると日溜まりになり風も暖かく感じる。大日如来分岐。御岳展望所からは御嶽をランドマークにして左に乗鞍、北ア、右に中ア、恵那、南アと続き何と富士山も見える。学能堂山が真近に見える。稜線は裸木状態。三峰山山頂は誰も居らず。山頂標識と一等三角点をカメラに収める。

平倉峰に向かう。所々に雪が残っている。幹下部に苔が付着した木。冬枯れの木々に纏わる苔に光が当たり美しい。下りでは泥濘に注意しながら慎重に下る。南西側の台高方面には冠雪した山が望まれる。平倉峰に近づくと疎林の大木が現われる。山頂には緑色の新しい山頂標識があった。視界は素晴らしく曽爾の山々や津市街や伊勢湾方面も判別できる。苔の上に腰を降ろして休憩タイムとする。

来た道を辿る。三峰山には4人の若い男女がいた。富士山が見えたことを説明する。八丁平に降りる。対面の山襞がクッキリ見える。獅子が岳の風車群を確認。休憩するつもりだったが風が強いと家内が反対。

下山に掛る。高見山を確認し忘れ。小屋には寄らず。開けたところで休憩。登尾小屋へは16時過ぎに着いた。不動滝コースの駐車場は2台の車。家に帰って慌てて布団を畳む。


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