藤原岳


天狗岩から
天狗岩から

【日 時】2020年 4月 7日(火)
【天 候】
【山 名】藤原岳(1171m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (8:30)大貝戸駐車場--(9:30)四合目--(10:50)八合目--(11:55)藤原山荘--
(12:25)展望丘--(13:40)天狗岩--(14:35)藤原山荘--(16:05)四合目--(16:40)大貝戸駐車場
【所要時間】8時間10分
【メンバー 】二人


今年も暖冬気味で、3月に入ると寒の戻りはあったが平均的に気温は高い。藤原の福寿草には出遅れ感があった。家内は2年ぶりの福寿草詣でとなる。休日を避け花はダメモトで出掛ける。飲物をザックに積め込み6時過ぎ家を出る。グリーンロードを北上、亀山からR306に入る。朝の通勤時間で車は多めだが亀山の市街地、菰野もラッシュアワーは避けることが出来た。菰野の役所前の通りは桜が満開状態。菰野を抜けるとスムーズになる。大貝戸には8時頃に着いた。休憩所の駐車場は既に十数台が駐車していた。泥濘を予想してスパッツを装着する。家内は久しぶりで装着に戸惑う。身支度を整え出発。

鳥居を潜って、植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。他のグループも一緒にスタートするが先に行ってもらう。木陰でが風がなくヒンヤリとしている。久しぶりで朝早いせいか家内のピッチが上がらない。ペースを落とすが可成りしんどそう。二合目の石地蔵の道脇で休憩する。急な岩場帯を抜け三合目の植林帯を抜ける。家内のペースはやや持ち直す。新緑の自然林となる。四合目は誰も居らず広場の木のベンチの横で休憩。

日当たりに出ると寒さを感じない。五合目辺りは一面、山桜の落下花。見上げると山桜が咲いている。カーブを曲がり植林帯に入る。六合目辺りで小憩。単独の女性が登っていく。皆ショートカットを利用している。合流し七合目。石灰石が現れ八合目に到着。家内はペースを回復。辺りは勢いよくバイケイソウが緑の葉を出し始めている。傍で休憩。

ルートには泥濘は少なく乾いている。福寿草は殆ど咲いていない。初めての下山者と行き交う。九合目辺りから福寿草が所々に現れる。盛期は過ぎた様子だが登ってきたかいがある。ジグザグの急坂となる。登り詰めた辺りも乾いている。藤原山荘の下のトイレ施設を使用。紙は前のダッシュボックスに捨てるようになっているがはみ出て山積。寒いのでトックリを着込む。直ぐに展望丘に向かう。足元は思ったほど泥濘はない。展望丘の斜面にはボンボリのようになった草がある。

展望丘からは南西に眺望が展がる。治田峠から銚子ヶ岳へと高度を揚げ、静ヶ岳から竜ヶ岳へと延びた鈴鹿の主脈のシルエットが望まれる。竜ヶ岳や御池岳に雪はなく春の状態。時折やや強い西風が吹き受け冷たく感じる。景観をカメラに収める。ここで昼食タイムする。先に出発した二人の女性は焼肉の様子で食欲をそそる匂いが漂う。

山荘やカンフェルトや草地を眺めながら下る。登山者と行き交う。馬酔木の花が咲いている。山荘まで戻る。天狗岩に向かう。緩やかなアップダウンの道となる。福寿草は皆無。下山者と行き交う。青地に白字の標識に従う。白瀬峠への分岐手前。標識を右に見送る。冬枯れの疎林の中を進む。岩場の下に出る。天狗岩の下の岩場で休憩タイム。単独男性が来たが写真を撮って直ぐ戻って行った。

天狗岩からは一気に落ちこんだ岩場。眺望は頗る良い。展望丘から西尾根のスイカイラインがビューポイント。土倉岳から御池岳への稜線も真近に望まれる。

藤原山荘に戻る。予報通り午後になるほど視界は良くなり、名古屋駅前の摩天楼も判別出来るようになった。辺りは閑散としていた。9合目付近の福寿草をユックリ撮影。8・4合目で小憩。駐車場は車が数台になっていた。帰途に就く。ラッシュアワーの時間帯になったが渋滞はなかった。亀山を18時前に抜ける。ビッグで買い物。猪倉温泉に浸って家路に就く。


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