修験業山・栗の木岳

局ヶ岳を望む
局ヶ岳を望む

【日 時】2020年 4月27日(月)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m)・栗の木岳(1066m)
【山 域】三重
【ルート】 (9:30)若宮八幡宮--(10:35)堰堤--(12:05)分岐--(12:50)修験業山--
(14:20)栗の木岳--(15:05)若宮峠--(17:05)若宮八幡宮
【所要時間】7時間35分
【メンバー 】単独


最近は暖かい良い天気が続いている。ロングコースの修験業山・栗の木岳の周遊コースに行くことにする。スーパーで弁当を購入。美杉から谷沿いの県道を進み興津に出る。左折して川沿いに走る。若宮八幡宮への門を通過して公園風のところは石楠花が満開である。駐車場に車は 3台。身支度を整え出発。

真っ直ぐ進むと社務所がある。開いているが人は見当たらない。施設脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。石碑の手前から滝の上を通る迂回ルートがある。石碑の文字は読むことができない。木の橋で対岸に渡る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた案内板がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、滝を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷に降り、渡渉しする。右岸沿いに進んで堰堤の上で小憩。

テープに従い谷を渡り植林帯に入る。崩れた左俣を右に見ながらザラザラの石の急坂をジグザグに登る。暫く登ると植林帯の安定したルートに入り安心。一気の急坂で喘登になる。汗が吹き出る。下からの水音も消え、静寂が訪れる。上部になるほどルートは安定する。尾根に達する。風が吹き上げ気持ち良い。ここで一本入れる。

痩せ尾根となる。辺りは石楠花はまだ咲いていない。後ろから足音が聞こえ単独男性が追い越していく。急傾斜となりロープも現れる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。傾斜が少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。再度、急傾斜となる。開けたところに出る。振り返ると学能堂山や大洞などの山々がスッキリ見え、前方左に栗の木岳も木の間から見える。シャクナゲはなく高木のタムシバが白い花を付けている。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。ここで昼食タイム。辺りは芽吹いたバイケイソウの緑に覆われている」。

分岐を右に曲がり縄を潜る。石灰石の混じる緑に覆われた自然林の中に入る。一面バイケイソウ畑状態になる。急坂を登ると西に向いた大門がある高宮に出る。2~3本の石楠花の木に花が咲き出している。一旦下り、登り返す所で先の単独男性と行き交う。開けたところに出る。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進む。三等三角点のある修験業山山頂に着く。

栗の木分岐まで戻る。分岐からは一気に下る。下り切ると痩せ尾根になる。南の飯南側の景観が時々開ける。登り返しとなる。振返ると修験業山が大きく見える。登り切ると傾斜が緩む。道端にカタクリが咲いている。右に曲がり緩やかに登っていく。山頂は切り開かれているが眺望は南側のみ。一部、石楠花が咲き始めている。ここからは岩場の混じる一気の下りになる。眺望の良い岩場から局ヶ岳が望まれる。南側の下方には車道も見え、車が林道を移動している。ここで休憩。

急坂を下る。葉を出し始めたピンク色の躑躅が咲いてる。若宮峠に達する。比高200m以上を一気に下ったことになる。標識が壊れている。3時過ぎ。トラバース気味に戻るように進む。崩壊地に出る。標識に従い少し下る。倒木があり迂回。ロープを掴みながらガレを渡る。ガレ場上部に倒木が絡んでいる。テープを追いながら進むが途中で見失う。強行して尾根に乗る。左は谷の上部だが、見たことのない風景でロストしたことを認識。テープがあり恐る恐る尾根を下る。少し下ると見覚えのある標識を確認。右にいつものルートがある。尾根を乗り越す。少しホッとする。釜跡がある。日が当たる谷になる。谷は大きく抉られ右岸を少しトラバース。戻るように下って谷に降りる。ここからも崩れ場。ガレ場は動いている様子でトレースが消えているところもある。水場の辺りも荒れ気味。休憩。炭焼き窯跡。テープを確認しながら谷の左岸沿いに下り本谷と出会う。此方の谷は相変わらず荒れ気味の様相。古木が伐木され整備されたところもある。川を渡ったところが若宮駐車場。車のところに戻る。

公園風のところのシャクナゲを撮影して家路に就く。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる