迷岳


迷岳から桃ノ木平方面
迷岳から桃ノ木平方面

【日 時】2020年 5月29日(金)
【天 候】
【山 名】迷岳(1309m)
【山 域】台高(三重)
【ルート】 (7:55)香肌峡温泉--(9:15)唐谷林道終点--(11:20)尾根--
(12:05)迷岳--(15:00)唐谷林道終点--(16:05)香肌峡温泉
【所要時間】8時間10分
【メンバー 】単独


迷岳は記録をみれば2010年5月に登った。今回も同じ時期になった。今回は急峻な飯盛山ルートは避け林道からアプローチする。6時頃に家を出る。西側からは名張を通過するため渋滞が予想される。距離はあるかもしれないが松阪からR166コースにする。渋滞にも合わず道の駅飯高で休憩。和歌山街道を歩いているので偵察も兼ねる。スメールには8時前に着いた。コロナで温泉は6月4日まで休館。唐谷川砂防公園の駐車場に車を停め身支度を整える。

地図を頼りに唐谷川を少し遡行する。橋の横の駐車場には車が2台。橋を渡ると美術館がある。大きなレーンのようなものが上から降りている。担当者の車があり何やら準備中。左に曲がり山腹の日陰の植林帯を登っていく。登りきると平坦な道になり右に遊戯施設の錆びた鉄の扉がある。直射日光で陽射しが強くなる。右に曲がる。北東に集落が望まれる。左に曲がり暫く進むと日陰がありホッとする。右に谷を挟んで飯盛山から派生する尾根上のピナクルが望まれる。山腹に橋が架かりピナクルの高さを実感する。一時間ほどの路脇で休憩。丸い反射板のところでガード下を見るとカモシカがこちらを見ている。スマホを取り出して撮影。直ぐに逃げ出す。林道終点前付近は荒れ気味の地道になる。林道終点は大きな開けた回転場になっている。遠く栗が岳などが望まれる。

ここから植林帯の山道になる。いきなり草が覆い被さる。少し下って滝を抜けそのまま谷の右岸を遡行。嘗ては観光ルートだったのか、赤い鉄橋が掛かっている。窯跡を左に見る。少し進むと建物の部材が散乱した小屋跡がある。唐谷に降り対岸に渡り登り返す。水平道になりまた谷を渡る。ここから谷を離れ植林帯の一気の急坂になる。右手の谷の対岸に植林の倒木帯があり明るい。踏み跡は明瞭だが、標識はなくテープと時々現れる木に括られた「登山道」と書かれたテープが頼りになる。暫く登るとガレ跡のような開けたところを通過する。傾斜は更にます。乗り越したところで枝尾根に出て傾斜が緩む。休憩。吹き上がる風が心地よい。

テープを追うと道は尾根沿いに続いている。急坂を登っていくと、飯盛山からの尾根に出る。石楠花の木が多くなる。花の盛期は過ぎているようで落下花が多い。石楠花帯を抜け、1078コブから下りになる。鞍部から坂を登って行くと広広としたブナ林に代わる。大木に白いテープが巻かれている。暫く行くと急勾配の斜面が見えた。

新緑のブナ林の中を登って行く。レンゲツツジが新緑に中にある。山頂に出る。広く切り開かれた山頂。山頂標識・三角点をカメラに収める。「宮川登山口」と掛かれた立派な標識がある。晴天で視界は抜群。南側のシロヤシオの下で食事タイムとする。食事後宮川登山口側に少し下る。ここから延びる稜線上の桃ノ木平等を確認。山頂まで戻り西の稜線から古ヶ丸山や白倉山を同定する。

風景を堪能し山頂を後にする。来た道を辿る。往路で休んだところで休憩。最初の枝谷でもユックリ一本立てる。谷の周りはガクアジサイが多い。谷の水は澄み切っておりヒルの心配はなさそう。林道に出て一段落。道端の卯の花・ウツギ・バイケイソウが勢い良い。車道をタンタンと下る。軽トラの横の道の真ん中に座ってモニターを見ながら何やら操作している男性。どうやらドローンの操作中か?美術館の職員も業務終了の様子で車のところに戻っていく。車のところに戻る。

国道に出てバス停確認。久しぶりに長時間の山行になった。


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