八木~当麻寺(初瀬街道)・二上山・畝傍山


ニ上山
ニ上山

【日 時】2020年12月13日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】ニ上山(517m)・畝傍山(199m)
【山 域】葛城・金剛(奈良・大阪)
【コース】八木~当麻寺(初瀬街道)・二上山・畝傍山
【ルート】 (7:10)八木--(8:45)大和高田--(10:30)当麻寺--(12:10)ニ上山雌岳--(12:55)ニ上山雄岳--(13:55)近鉄二上山神社駅==
(14:25)橿原神宮--(15:10)畝傍山--(16:15)橿原神宮
【所要時間】9時間05分
【メンバー 】単独


本日は初瀬街道歩きの締めくくりである。明日から寒気が入るが、本日は晴れてまだ暖かいが風があるとの予報。5時前に起床する。辺りはまだまだ暗い。名張行きの5時半頃の電車にのる。明けの明星と月が接近し御椀の上に星がある感じ。始発電車だが幸い暖房は利いている。名張で急行に乗り換える。日曜日で客は少なめ。八木駅に7時頃着く。駅から出てみると夜が明けて白み始めたばかりの様子。生暖かく寒くはない。八木駅東南口から南下。人通りは少ない。横大路と太神宮の案内がある通りまで進む。右折して街道に入る。

八木南駅を左に見る。晴れて金剛~葛城山~二上山の山稜がクッキリ見える。車幅の狭い道が続く。朝早く交通量は少なめだが皆スピード運転。大神宮の高灯篭を右に見て曽我川を渡る。スクラップセンターを左に見る。葛城川を渡り大和高田に入る。R165を渡る。JR桜井線の電車が通る。大神宮常夜灯を右に見て、JR和歌山線を電車が通る。この辺りで通過している電車を見るのは初め。長谷本寺前の道しるべ。道が細く街道らしい雰囲気を漂わせる。高田川を渡ると左に病院、右に大中公園がある。まずは用を足してベンチで一服。池の中の歌舞伎の舞台のような建物の上にハトの群がいる。持参してきた湯を飲んでいるとハトがやってきた。公園のズカケの木に沢山の実が付き、周辺の落ちている。公園を周回している人がいる。

国道沿いの道となる。二条山も近く山全体の紅葉が判る。尺土の近くの産地市場「よってって」とスーパーは人が多め。コンビニで昼食を調達。信号の西の左の木戸池公園に立ち寄る。公園には種々のバラが植えられている。バラと二上山を眺めながら休憩。近鉄南大阪線いわき駅を右に見る。鉄道を渡り横大路に入る。これで初瀬街道は完了。

坂を登って右折する。当麻図書館に入ってトイレ。右に役所を左に見る。道なりに北上。当麻寺駅前に出る。當麻寺への参宮道になる。大相撲葛城場所の幟のある博物館。信号辺りから紅葉したニ上山の全体が眺められる。人通りが少ない参道を直進する。空き缶風車。当麻寺に到着。運慶・快慶の門から境内に入る。本堂をカメラに収める。横の門を抜ける。公園で休憩していた老年男性と談話。休息。

ニ上山登山口へ向かう。たいま温泉を左に見る。傍の広場では子供達が野球の試合。左の大津皇子の説明板。突き当って左折。ここから坂道。山口神社分岐を左に見る。数組の人が軽快な足取りで下山。右に曲がりると大池が現れる。池には鳥が集まって泳いでいる。二上山は全山深い紅葉。公園風の敷地の中の初田川を横切り東屋。大竜寺横の駐車場は満車状態。

釣堀の釣人は数人程。谷沿いの緩い坂道が伸びる。竹やぶあり。日曜日で下山者が少し多目。佑泉寺の分岐。紅葉の落ち葉が路上に敷き詰められている。鞍部けのルートを辿る。谷沿いの平坦な道となる。竹の樋の水場から右に曲がり細い谷に入る。白髪の女性が追い越していく。植林帯の中を進む。。開けた所に出ると夥しい黄葉が落ちている。イチョウ?「目標位置 い」と書かれた標識がある。水場は枯れている?先の女性を追い越す。暗い植林帯を緩やかに登って行く。上方から子供の声がする。降りてくると思っていたが登っているところ。どうやら付き添いの母親がバテ気味。明る鞍部に出る。風が強くなる。雌岳に向かう。

山頂には日時計がある。雲で陽射しがなく時計の指示は判らない。山茶花が満開。少しモヤが掛っている。大和三山は香久山の判別が難しい。西風の影響はあまり感じない。昼過ぎで食事を摂って寛いでいる人が多く賑やか。空いているコンクリブロックに座って昼食タイム。少人数のグループが多かったが20人近くの老年団体が到着して賑やかになった。

雄岳に向かう。西側はが風が強く雲が流れ大阪都市圏の一部が判別できる程度。雄岳と雌岳の鞍部まで下る。トイレ休憩。地道の階段をジグザグに登って行く。二上山駅への分岐がある。雄岳の三角点を確認。下山に掛かる。葛城二上神社を左に見る。下に大津皇子の墓所がある。下って直ぐに分岐がある。道なりに下って行く。子供連れの家族から「山頂まで近いか」と聞かれる。yamapを見せ近いことを示す。本日は二上神社駅に下る。一気の急坂となる。植林帯に入って暫くすると傾斜が緩む。ドアを開けていると、自転車を押しながら登って来る人がいる。そのままにして置く。左に神社がある。ここが二上神社の登山口。住宅地になる。真直ぐに下る。大和高田バイパスを横切る。そのまま道成りに下ると二上神社駅に着く。ここから電車に乗る。

橿原で下車して畝傍山を目指す。駅前から真直ぐに進む。ホテルの前に大きなクレーン車が作業中。橿原神宮の敷地に入る。両側に燈篭の立つ参道を進む。大門を抜ける。本殿の右には来年の干支のウシの大きな絵馬がある。西門を抜けると左に畝傍山登山口の標識がある。案内に従い緩い坂道を登って行く。本道から右側の道に入る。登り始めに錨のようなものがある。ひと登りで尾根に乗る。岩の混じるルートを徐々に高度を揚げる。下から列車の音が聞こえる。ひと登りすると峠のようなところに出る。右に曲がる。山頂は広いが木立に覆われている。休んでいる人がいる。切り開きのあるところに座り、葛城山方面を眺める。東側の木の間から耳成山、香具山が見える。

来た道を辿る。神宮本殿前の広場を通る。池まで出ると数組のカモが泳いでいる。帰りは施設側を通る。駅まで戻る。クレーン作業は後じまい中。八木での乗り換える。残った食糧を車内で食べる。連絡が良く18時過ぎに帰宅。温泉に浸り寛ぐ。




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