三峰山・平倉峰

平倉峰への稜線
平倉峰への稜線

【日 時】2021年 3月 3日(水)
【天 候】晴れ
【山 名】三峰山(1235m)・平倉峰(1220m)
【山 域】三重・奈良
【ルート】 (10:40)三峰山登山口--(11:20)不動滝--(12:35)五本杉の小屋--(13:35)三峰山--
(14:15)平倉峰--(15:05)八丁平--(16:20)登尾小屋--(16:55)三峰山登山口
【所要時間】6時間15分
【メンバー 】単独


寒冷前線が抜け寒気が入るとの予報。天気も良いので樹氷を見に三峰山に出かける。飲料をザックに詰め出発。スーパーで昼食を買う。神末で左折。神末川沿いに南下。三峰の稜線が白く期待が高まる。登尾小屋には向かわず麓の登山口に車を停める。ウィークディだが4~5台ほど停まっている。身支度を整え出発。

小川沿いに進む。舗装道を進む。山上まで3600mの標識。標識を右に見て谷沿いの林道を進む。軽自動車が追い越していく。谷沿いの木はまだ裸木。左の植林が大きく伐採されている。先の軽が下っていった。突き当たりのカーブ。トイレ小屋がある。舗装道と分れ、山道に入る。植林帯を暫く進むと鳥居とコンクリの建造物がある。脇を抜けると目の前に不動滝が現れる。水量が多く立派な滝である。滝の下まで行ってカメラに収める。脇の道を少し登り、上部にある鳥居の横で撮影。

ジグザグの急坂となり滝から離れる。ルートは山腹を左に捲くように緩急の坂が現れる。平地に出たところの日向で一服。それほど急坂ではないが距離を感じる。枝谷沿いの道が続き階段道を登ると炭焼き釜跡が現れる。また急坂になる。霜柱で土が「固く凍っている。上部に開けたところが現れ、登尾コースとの分岐に御馴染みログハウスが現れる。ここで昼食タイム。

アイゼン・スパッツを着ける。緩い坂道を登って行く。稜線に近づくと見事な樹氷になっている。稜線に出ると日が射し明るい。大日如来分岐。花の刺繍ある青いほっかむり。稜線は木々は氷の華の状態。稜線を抜ける風が冷たい。御岳展望所からは曽爾の山々が望まれる。三峰山山頂。樹氷を前に曽爾方面の景色をカメラに収める。ここまででも十分楽しめたが、一応、平倉峰に向かう。アイゼンに付着する氷が団子になるので外す。

根元まで光の当たる苔が付着した裸木は樹氷を纏っている。自然林のアップダウンの道となる。霜柱が融け泥濘になった場所は滑りやすい。開けた所から見ると、南側は既に融けているが北側は午後もまだ樹氷を付けている。疎林の大木の樹氷はこの時期に咲く花のように見える。平倉峰は誰もいない。快晴で倶留尊山・古光山・学能堂山が望まれる。山稜付近の樹氷と雪のない平地のコントラストが素晴らしい。休憩タイム。

来た道を辿る。南側には全く樹氷はない。樹氷をカメラに収める。三峰山に戻る。八丁平に降りる。大きな鹿がこちらを凝視していたが逃げていった。冷たい西風が吹きあがる。風下の草原でユックリ休憩。対面の山襞がクッキリ見える。

下山に掛る。二重山稜になる南側は北斜面になり、草地に立つ樹氷が見事。高見山ビューポントは見逃す。小屋までの道は北斜面になり霜柱は固く締って歩きやすい。帰路は登尾コースで下る。木の階段を下る。開けたところに出るまでは泥濘箇所で気を遣う。開けた所で休憩。登尾小屋へは16時20分頃着いた。中に焚火跡がありまだ温もりを感じた。植林帯の中をジグザグに下っていく。谷を渡り舗装道にでる。車のところに戻ると私の車のみになっていた。家路に就く。



囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる