竜ヶ岳


竜ヶ岳
竜ヶ岳

【日 時】2023年 5月16日(火)
【天 候】晴れ
【山 名】竜ヶ岳(1099m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (11:30)石榑峠--(12:20)重ね岩--(13:35)竜ヶ岳--(15:45)石榑峠
【所要時間】4時間15分
【メンバー 】二人


先日、三峰山に登った時シロヤシオは七分咲き程度だった。家内も行きたいと言い出すが、直前にゴミ掃除当番判明。清掃車処理後、慌ただしく準備して家を出る。予報ではこの日は晴れとのこと。広域農道を走る。ラッシュは過ぎている。亀山からR306に乗る。鈴鹿の稜線がクッキリ見える。大安からR472に入る。宇賀渓の駐車場は車が多い。トンネルを抜け滋賀側から山道に入る。入口はキャンプ場。道路脇は既に青々として新緑の様子である。着た釣り人も入っている様子。石榑峠前から車が路駐。峠は一杯状態。uターンして少し戻ると空いているスペースあり。車を停めていると下山してきた人が更に開けてくれた。身支度を整える。上方を眺めると重ね岩から上に白い塊が見える。

峠には新設されたバイオトイレがある。石榑峠~銚子が岳までの番号案内標識がある。左にアンテナの自動雨量観測施設がある。林に入ると木陰になり涼しい。日向に出ると暑い。丸太を斜めに配した工法は段差にならず歩きやすい。ザレメ状で滑り易い箇所もある。岩のガレ場を越える。開けたザレ場に出るとさらに暑さが増す。急坂が続き汗が吹き出る。抉られた旧道の脇に新しく登山道が出来ている。ここもあたらしい工夫。サラサドウダンが尾状の赤い花を垂らしている。宇賀渓登山道位置確認noの地図入りのプレートが木に括られている。上部の見上げると稜線の下部に倒木跡のようなものが見える。抉られた箇所幾つかあり、テープが新しいルートを示している。数組の下山者と行き交う。左に捲きながら急坂を登ると➂の重ね岩に出る。岩場は風が強い。戻って風のないシロヤシオの木の下に座って昼食を摂る。下山してきた人達もここで昼食を取り始め賑やかになった。

出発しようとした時、老年の下山者が滑り転倒。幸い直ぐに立ちあがったが、とっさの行動ができなかった。急坂となり満開のシロヤシオの間を登って行く。幹の下部が傾斜に沿って曲がり、枝が立ち上がったシロヤシオは稠密で鮮やかな花を咲かせている。木立が消え、一面笹原の野晒しとなる。陽射しが照りつけ汗が吹き出る。登り詰めたところが山頂の一角で傾斜が緩む。稜線に出ると打って変わって風が冷たく感じる。南の崖が崩れた箇所は迂回路になっている。地割れは目立たなくなっている。迂回路から笹原の稜線漫歩。笹原の中の木々も殆どがシロヤシオ。対面に全山緑に覆われた静ヶ岳を望みながら先に進む。

山頂には十数人のグループが屯していた。見晴らしの良いところに腰を降ろしてシロヤシオの景観を楽しむ。下まで降りて散策している人達や登りかえして来る人がいた。遠足尾根を歩いている人達も見える。緩やかな起伏のある背の低い草原の中に点在する灌木の殆どがシロヤシオで、一斉に開花した状態はヒツジの群れを想起させる。周辺には藤原・御池・静・銚子、養老山、濃尾平野などが一望となる。本日はここまでとする。

中道ルートを確認。往路では見えなかった崩壊箇所がよく見える。よく見ると西に琵琶湖が大きく広がっている。登ってきた単独男性と会話。尾根の端からは南に連なる鈴鹿山脈が一望となる。福王山からの鈴鹿山脈に繋がる尾根も見える。満開のシロヤシオを撮りながら重ね岩。この時間になっても登ってくる人が数人。峠に戻るとまだ数台の車がある。車に戻り靴を履き替える。

トンネル内は三重側に下っている感じ。ナビの案内に従い、ショートカットしてR306に乗る。渋滞になる前に亀山を抜ける。スーパーで買い物。夕食。田圃アートに立ち寄るがまだだった。温泉に浸り帰宅となる。


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