学能堂山


芍薬と局ヶ岳・栗の木岳山方面
芍薬と局ヶ岳・栗の木岳山方面

【日 時】2023年06月05日(月)
【天 候】曇り
【山 名】学能堂山(1021m)
【山 域】曽爾(奈良・三重)
【ルート】 (10:45)水谷林道舗装終点--(13:15)学能堂山--(15:30)水谷林道舗装終点
【所要時間】3時間35分
【メンバー 】二人


婆さんがデイリーに出かける日に、家内を誘い、芍薬が咲くという学能堂山に向かう。この季節に登ったことはあるが当時は芍薬は話題になかった。簡単に昼食を準備して10時頃出発。三多気の入口を右に見て左折。いつもの少し上がったところから路駐の車。いつもの舗装の切れるところ辺りは車で道路が狭くなっている。林道を進むが谷川のスペースは車で埋まっている。停車して停める場所を思案していると女性の下山者あり。直ぐに車を出してもらい空けてもらう。このような状況は初めてで、皆、芍薬目当てと思うと驚く。車を停めて、準備していると下からきた夫婦連れが登って行った。身支度を整え出発する。

地道の林道を暫く進む。橋の辺にも車が停まっている。林道ショートカット入口に、「岳の堂山」の案内板がある。今回は林道をそのまま登って行く。路脇にはコアジサイ・ウツギ・ウノハナが咲いている。と、枯れかかった芍薬もある。上に登るほど路面が安定する。車高の高い車が停まっている。日の当たるところに出ると汗が噴き出る。沢山の下山者と行き交う。ショートカットルートと出会ったところが林道終点で広場になっている。ここにも芍薬が咲いている。一服している女性が二人。我々も休憩して昼食タイム。下山者は皆、林道に行く。ショートカットで登って来た男性。少し登って降りてきた。案内書を見せながら芍薬の場所を二人の女性に聞いていた。

薄暗い植林帯の中の急坂を谷沿いに進む。単独の男性が追い越して行く。谷の一番奥で小休憩。ここから傾斜が増す。10人以上の団体2組と行き交う。登り切ると傾斜が緩むが、倒木が道を塞ぐ。稜線に出と「岳の洞 杉平」と書かれた標識がありここで左折する。稜線の道となり自然林も現れる。植林帯の境には動物除け緑の線が張ってある。ミツマタ群生ルートと合流する笹峠。緩く登ると開けた広場に出る。

雲り気味だが眺望は良い。曽爾の山・高見山・三峰山脈・局・矢頭など近郊の山々が一望となる。南端まで行って三峰山脈を眺めながら芍薬の鑑賞タイムとなる。自生帯は東側にあり密度は薄く点々と咲いている。多くの人が訪れるせいか倒れた芍薬もあり、今後の保護が気になる。

山頂に戻る。来た道を辿る。車のところに戻る。車まだ数台停まっていた。神戸はじめ関西ナンバーの車もあった。帰途に就く。


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