臼杵山

【日 時】1998年 1月24日(土)
【天 候】
【山 名】臼杵山(630m)
【ルート】   (13:30)石水渓--(14:30)臼杵岩--(15:30)臼杵山--(16:00)かもしか高原
--(17:00)石水渓
【所要時間】4時間30分(含休憩)
【メンバー 】単独

この山は一度失敗している。以前も同じような時期であったが、取っ付いた時間が今日より遅く、雪がかなりあったためだ。

坂本から仙ヶ岳への道を見送り、道なりに真っ直ぐ進むとキャンプ場がある。そのまま川沿いを進み、安楽峠方面へ右に曲がって、橋を渡った所が登山口である。右側に駐車できる場所がある。キャンプ場からの道は以前の時は、岩崩れのため通れなかった。しかし、この間はいつ崩れてもおかしくない状況は変わっていない。

薄い踏み跡をたどり雑木の中の急斜面を登る。途中、露岩にでる。眺望は良い。雪が付いていて少し氷化している。

同じような急斜面を登ると臼杵岩の前に着く。ここから臼杵岩まではほんの十数メートルの距離だが、風が強く岩場で雪が付いているため慎重に行動する。臼杵岩は高さ3〜4メートルの柱状の一枚岩で近くで見ると大きく感じられる。仙ヶ岳の仙の石に似ている??。麓から見ると私には判別できない。

暫く進むと眺望によいピークにつく。以前はここで退却した。前方に大きなピークが見えるが臼杵山はその奥にあると判断する。

一旦下りになるが非常に歩きにくい。表面が新雪状態でその下に涸れたススキのようなものがありよく滑るのである。しかたがなくアイゼンを付けるが新雪がアイゼンの底に固まってしまう。アップダウンがあり登りは問題ないが下りは木や笹を掴みながらの行進となる。見えていたピークを越えると、臼杵山と鈴鹿の主脈が飛び込んできた。

なだらかな道となり臼杵山に着く。北からの風が強く、覗いてみるとガレ場になっていた。鈴鹿の主脈がきれいに見える。

赤布をたよりに下山にかかる。暗い杉・桧の植林帯に入り尾根が走る広い場所で赤布がきれた。尾根沿いに少し行くが違うようで、先ほどの道をそのまま道なりに進むと赤布があらわれた。

下る程道は良くなり、東海自然道のある「かもしか高原」に着く。ここから安楽峠までは木で造られた道が続く。安楽峠からは車道になるが路面が凍っている場所もあった。


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