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【日 時】 | 1998年3月 1日(日) |
【天 候】 | 曇 |
【山 名】 | 鍋尻山(838m) |
【ルート】 |
(13:30)保月--(14:30)鍋尻山(福寿草)--(15:30)保月==(16:00)杉(福寿) ==(16:30)河内の風穴 |
【所要時間】 | 2時間00分 |
【メンバー 】 | 二人 |
昨日いけなたっか福寿草を見るため、鍋尻山を目指す。先週、高室山に来ているので林道は不安なく車を走らせる。保月の入り口に駐車する。霧が出て天候は今一つである。 杉の林の道を抜けるあたりから、赤みがかった茨が現われる。一帯は茨が群生しており道を塞いでいる。昨日までの雨で下が滑りやすいのでこの一帯を通り過ぎるのに苦労する。雪は予想どうり全くない。涸れたススキの広がる道は急で慎重に登る。 一登りした所から岩場になっており、植生が異なることがわかる。ここが以前発見した福寿草が咲いていた場所であるが、本日はどうであろうか。霧で視界が10m位であるが、その中に黄色い花を見つけた。あたりを見廻すと次々と見つかる。以前の時は雪の中で発見したので感慨もひとしおであった。この花は小さな岩場の湿った場所を好むようだ。 目的は福寿草であったが、時間もあるので一応山頂を踏むことにする。ここから一登りした所が眺望の良い場所であるはずだが、生憎の霧である。傾斜もなくなりススキと潅木を抜けると頂上である。河内の風穴方面からのルートもあるようだ。 杉の廃村の家屋脇でも福寿草が見られたが、この群落から移植したものであろうか。私の持っている本では福寿草は食用にしてはいけない野草として紹介しているが、漢方薬でもあるとの記述もある。どういうことであろうか。また以前、雪に咲いている福寿草の花の部分を取ってそのまま水に浸けていたら数週間咲いていたが、今回は一週間程度であった。 |