山伏岳

【日 時】1998年7月4日(土)
【天 候】
【山 名】山伏岳(2013m)
【ルート】 (10:30)自宅(前夜サッカー)==(13:30)浜名湖==(15:00)静岡IC
==(17:30)井川==(18:00)大笹峠--(18:30)山伏岳--(19:00)大笹峠
==(20:00)雨畑==(22:00)七面山登山口
【所要時間】1時間00分
【メンバー 】単独

前日夜半からサッカーのワールドカップ準々決勝を見ていた。朝早く起きるつもりでいたが起きられず。五竜岳に行こうと思っていたが、北陸から北の日本海地方は天候がすぐれないとのことであった。そこで、山はともかくいまだに足を踏んでいない静岡市の北部に車を走らせることにした。

本日は昨日にもまして気温が高く、車の中もムンムンした暑さである。23号線から1号線を走らせ岡崎から高速にのる。眠気が襲ってきたので、赤塚PAで仮眠をとる。車外に出るとムンムンした暑さが襲ってくる。冷房の調子も悪い。

静岡ICを降りる時に、井川への行き方を聞く。「右に曲がって真っ直ぐ行けば突き当たりに交番がありますので、そこでもう一度聞いて下さい」とのことであった。しかし、はっきりした突き当たりも無く、道なりに走らせれば井川・梅が島の標識も出てきたのでそれに従って進む。井川・梅が島の分岐までは快適な道だがここからはカーブの連続する狭い道である。交通量も多く、皆スピードを落とさずに走っている。富士見峠までは登りである。静岡市から40KMの距離である。

富士見峠からは小無間の先鋒の背後に大無間が望まれる。ダム湖とそれに寄添う井川の街が遥か下方に望まれる。南アの巨峰群は雲で遮られている。

ダムを渡り井川の街を抜ける。まだ残っている赤石・悪沢などに入るためにはここからまだ40KMもある畑薙が起点になる。遠い道のりである。田代から田代雨畑林道に入り、大笹峠まで登り返す。ここまでは舗装された道である。

身支度を整え、ザックの中を覗いてビックリした。食料の袋がムンムンと暖かいのである。幸いトマト以外は問題ないようである。

大笹峠からは山伏岳までは30分もかからない。こんな登り方はひんしゅくものであることは認めつつも、長距離を遥々やってきたのでご勘弁願いたい。機会があれば日影沢や梅が島あたりから登りたい。夕暮れなずむ山頂であったが、すっきりした富士山が目に飛び込んできた。双子峰の笊ヶ岳や前峰の布引山が高く見える。山頂はヤナギランの自生地でロープと木道が目立つ。テン場を覗きたかったが時間も遅いので下山した。

大笹峠から雨畑付近までは舗装されていない。夜になってしまったが、南嶺の景観は素晴らしいのではないだろうか。

南アルプス街道に入り夜食を取り七面山登山口の手前で仮眠をとる。


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