位山

位山から川上岳
位山から川上岳を望む

【日 時】1998年 8月 1日(土)
【天 候】
【山 名】位山(1529m)
【ルート】(11:00)高山==(12:30)苅安峠==
(13:30)ダナ林道--(14:30)位山--(15:00)ダナ林道
==(16:00)下呂温泉==(19:00)自宅
【所要時間】2時間00分
【メンバー 】二人

槍ヶ岳を諦め、このまま帰宅するのもと考え高山見物をした後、てごろな山に登って帰ることにした。てごろな山ということで距離的に近い位山にした。高山の朝市・陣屋などを観光した後、位山に向かう。41号線から宮村に入りモンデウススキー場へいくがそこが苅安峠とは知らずに行き過ぎてしまう。道を教えてもらいダナ林道にはいるが、溝が凹状に道路を横断している箇所が二十数箇所あり、車の底を擦らないよう慎重に運転する。林道終点に到着すると意外にも数台の車が駐車してあった。

林道終点は広場になっており、展望台、トイレ、鳥居、水無神社奥社の標石、水飲み場、太陽神殿が並んでいた。この太陽神殿は、石段の上に、ヘビの像を左右に従え、金属製の球形モニュメントに太陽と月が飾られて、異様な感じをかもしだしていた。下山してきたらしいファミリーがここで昼食を取っていた。

ここから山頂への道は、位山遊歩道として良く整備されていた。薄暗い混成林の中を登っていくと、大きな岩が転がり、そこには一つ一つ名前が付けてあった。岩にはその上に木が生えているものもあった。

急な坂もひと登りで、傾斜が緩やかになる。横たわっている岩に注連縄を張っている、天の岩戸に到着した。ぬかるみの多い平らな道を進んでいくと、展望台のある広場に到着した。先に進むと、位山天空歩道 川上岳まで7kmの標識があった。少し先に、三角点と山頂標識の置かれた潅木に覆われた小広場があった。

曇りがちで視界は今一つであった。展望台からは直近く舟山のアンテナ群がはっきり見えるほかは山岳同定はできなかった。先週登った川上岳も判別できなかった。西側はさらに逆光になっていた。しかし妻は雲が漂う景観もなかなかいいものだと言っていた。展望台はあるが眺望という点では川上岳が優れていると思った。

昨日までの奥穂高岳の疲れも残っていたので、そそくさと下山し下呂温泉で一風呂浴び帰路についた。



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