鎌ヶ岳

【日 時】1998年 9月26日(土)
【天 候】曇り
【山 名】鎌ヶ岳(1162m)
【ルート】 (14:00)自宅==(15:00)駐車場--(16:00)鎌ヶ岳(16:30)--(17:00)駐車場==(18:00)自宅
【所要時間】 2時間00分
【メンバー 】単独



本日は近畿百名山の中でも手強そうな三重嶽を目指して出かけたが関ヶ原付近で雨が強くなった為とりやめとする。県内に入ると鈴鹿は晴れていたので最も手軽な鎌ヶ岳にでかける。国道になった鈴鹿スカイラインは武平トンネルが補修作業のためトンネル手前の駐車場に車を停める。

鎌ヶ岳はこれで4〜5登目である。一番最初に登ったのが今回と同じルートであるがトンネルを抜けた滋賀県側からの取っ付きであった。他は宮妻狭から直接アプローチしたものと水沢岳から縦走してきたことを記憶している。

トンネルの右に標識があり、すぐに2つの谷と出会う。左の谷を詰めると武平峠。見通しの効くガレ場から振り返ると御在所への道が荒れている。先週の連続台風やその後の雨のせいであろうか。さらに進むと潅木や大きな杉の木が根こそぎ倒れて道を塞いでいた。先週の連続台風は風が強いのが印象的であったがその片鱗を窺い知ることができた。

それにしても恐いのは強い風ではないだろうか。強い風と遭遇して海や山で遭難する場合も多いのではないだろうか。風さえなければ起こらなかった事故も多いのではないか。風についての知識や具体的な対応法を心得ておく必要があると思う。

上部のガレ場あたりから上はガスが掛かっていたが、天候は持ちそうであった。ガレ場までのアプローチが以外に長く感じられた。以前にはなかった「鎌ヶ岳 土山町十八番組青年会」の標識がいたる所にあり、迷うことはない。

幾つかの鎖場を登りきると頂上である。山頂はケルンや祠があり、南側は岩壁になっている。視界は得られず、予想どおり雲の中であった。

下山にかかるがガスはさらに濃くなり、下のガレ場ではスカイラインが見えなくなっていた。しかし、幸いにも雨は降らなかった。



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