入道ヶ岳

【日 時】1998年10月25日(日)
【天 候】
【山 名】入道ヶ岳(906m)
【ルート】(6:30)自宅==(8:00)椿大社--(11:30)入道ヶ岳(13:30)--(15:30)椿大社==(16:30)自宅
【所要時間】 7時間30分
【メンバー 】三人



今回は友との山行である。久しぶりの山行ということで行き先も直前までは御在所・雨ヶ岳・金糞岳などの案が出た。が、集まったところで時間のあまりかからないコースということで入道ヶ岳とする。

椿大社からさらに伸びる林道をキャンプ場の奥まで車で入る。身支度を整え出発する。暫く杉の植林帯を登る。大きな木がへし折れていたが、先日の台風の影響であろうか。20分程で山道の左手に祠が現われる。その上に御神体と思われる大きな石があった。

暫くすると、沢筋を辿る道になる。傍らに、青紫の花がさいていた。何の花かということで、鳥甲と答えてしまった。同じ時期に雲母峰に登った時に見かけた花と同じ種類であった。本当に鳥甲であったのであろうか。水が迸り気持ちが良い。一休みする。現在地を確認する。谷筋の道を進むと地図に載っている小屋があった。小屋は荒れておりとても使用できる様子ではなかったが、「小屋」との標識はあった。さらに進むと水が涸れた状態になる。登山が久しぶりの二人はやや辛そうであった。長めの休憩をとる。若い男女グループが登ってきたが、我々のすぐ上で休憩をとっていた。

潅木帯の石混じりの道を進む。この辺りから急登となる。やがて笹原帯となりさらに勾配を増す。鈴鹿山麓から伊勢湾に広がる視界が開ける。先程の若いグループに途中から付けられる状態となり、頂上直前ではあるが、休憩をとる。

子供連れの人も登ってきた。天気も良く、人気の山でもあり、登山者も増えてきた。長い休憩をとって10分程で最後の急登りを登りきる。宮妻狭からの登山者も多い。

アセビの群落を抜ければ山頂である。鳥居・三角点・方向案内板などがあった。ほどよく下草が生えその上でみんな団欒している。私達も腰をおろしいつものMZ氏によるコーヒータイムである。快晴ではあるが、遠方はやや霞んでいる。南より東側の方が見通しがよく伊勢湾は対岸の輪郭が判明するほどであった。野登・仙ヶ岳・宮指路・水沢・鎌・御在所・雲母・釈迦などの鈴鹿の山々が間近に迫る。

食事をとり昼寝をしていたら2時間以上も経ってしまった。山頂の広場も登山者が多くなった。北の頭まで行ってから引き返し、二本松尾根コースから下山にかかる。途中2度程ゆっくり休憩をとり、無事下山。椿大社にお参りして帰路につく。

彼らにとっては久しぶりの登山で、やや厳しい登山になったようだ。同行者の体調をいち早くとらえることが必要だと感じた。



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