市房山

チョックストーン
山頂付近のチョックストーン

【日 時】1999年 1月 3日(日)
【天 候】
【山 名】市房山(1721m)
【山 域】熊本
【ルート】 (7:30)指宿==(11:30)市房神社--(15:00)市房山--(17:00)市房神社==(22:00)熊本
【所要時間】 5時間30分
【メンバー 】二人


指宿から移動する。国道226号線を北上し鹿児島市に着く。10号線に入り暫く北上すると薩摩吉田ICの案内があり案内板に従って進む。途中のSAで鹿児島のおみやげを買う。人吉ICの料金場で市房神社への道を聞く。国道と平行したバイパスを教えてもらう。対岸の国道は街を縫うように走っているのに比べ、信号も少なくスムーズに通過する。

ダムを通過し、市房の集落から山道に入る。キャンプ場を過ぎ登山口前に着く。数台の車が停まっており私達の車で一杯になってしまった。前に駐車したカップルも出発の準備をしてる。

登山口から市房神社までは石段の道が続くが左右の大きな杉が我々を迎えてくれる。木は太く直径は2m近くにも達しそうである。こういう大きな木と出会うとホッとした嬉しい気持ちになる。大木の林立する石段を登っていけば市房神社に到達する。ここで既に4合目である。神社の中は壇があるだけの簡素なものであった。

しばらくすると本格的な山道となる。道が崩れたのであろうか途中で捲き道もあった。六合目の岩場で休憩する。ここからは山頂も見上げることができた。山頂は白く霧氷が覆っていた。休憩をしていると、駐車場であったカップルが勢いよくのぼっていった。

急登は七合目まで続くがここからは比較的緩やかな傾斜になる。ひめしゃらの大きな木が目につく。自然林が実に豊かである。七合目〜八合目の中間で小休憩し、山頂に向かう。山頂付近はさすがに木の背丈もひくくなった。

風もなくうららかな山頂であった。山頂は切り開かれており一等三角点があり、見晴らしは良いが潅木が廻りをとりかこんでいた。北に岩場があり市房の里が見渡せ、木々に霧氷が美しくついていた。食事をとり、案内書のチョックストーンを見に空身で出かける。岩場が凍っている箇所もあり注意して通過すると岩壁と岩壁の間に大きな石が挟まっていた。案内書によると山頂まできたら是非訪れるべきだと書いていた。

下山にかかる。途中、カップルが早足で我々を追い抜いていった。六合目で休憩する。駐車場は我々の車のみであった。湯山温泉に立ち寄ってみたが正月のせいかあいていなかった。しかたがなく人吉までいって松の湯に入る。

一月三日は帰省客のため人吉〜八代は渋滞すると予想していたがこの時間では渋滞はもう収まっていた。



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