横山・龍仙山

【日 時】1999年 1月10日(日)
【天 候】
【山 名】横山(203m)・龍仙山(402m)
【山 域】三重・伊勢南部(磯部・浜島・五ヶ所浦)
【ルート】 (11:30)自宅==(14:30)横山登山口--(14:40)横山展望台--(14:50)横山登山口==
(15:40)龍仙山登山口--(16:00)龍仙山--(16:40)龍仙山登山口
【所要時間】20分, 1時間00分
【メンバー 】単独



本格的な冬将軍が訪れ、関ヶ原は雪雲の通り道である。三重の北部でもチェーンを準備しておく必要があるようだ。こういうときは伊勢から南の地域の山行きが良い。雪はなく、気温も暖かく快適な散策ができる。一方、夏になるとこの地方は標高も低く暑さで散策にはむかない。

23号線、42号線を通り国道162号線の鵜方をすぎると案内標識があらわれる。案内標識をたどっていくと、展望台下の駐車場に着く。階段を登ると第一展望台がある。ここからの眺望が横山のビューポイントである。散策路になっており第二展望台に向かう。

第二展望台はコンクリートの見晴し台があり東部〜南部の眺望が良い。大王崎と安乗岬(あのりみさき)が意外と近くに感じられた。アコヤ貝の原因不明の大量死滅により、真珠養殖業者は現在ひどい事態になっているという。先入観を持って見てしまうのだが、養殖いかだも少なく何か活力が感じられない。(環境ホルモンの影響ともいわれているようだが・・・)

さらに進むと第三展望台、山頂があるが展望はよくない。第一・第二展望台がおすすめである。

国道を少しもどり浜島を目指す。浜島からサニーロードにはいる。トンネルの前の小道を右にはいる。いきなりパーンという大きな音が聞こえてきた。ハンターがいるらしい。ハンターへの注意標識もある。ゴミ焼却場への道もあるが注意して見ると龍仙山の標識があり、標識を辿っていくと登山口に着く。道路脇に車を停める。

みかん畑のあいだの道を抜けていくが、かなりの数のみかんが落ちている。鳥がそれを啄ばんでいる。山頂近くでコンクリートでつくられ貯水槽があった。龍仙山頂は祠があり眼下に五ヶ所湾が広がる。英虞湾に比較すれば海もきれいに見えるがここも被害は同じようである。もうアコヤ貝が育つ海は返ってこないのであろうか?

山頂にはいくつかの道が走っており、山頂の反対のピークには不動地蔵がまつられていた。いかにも里の山の面持ちである。周辺の山も食指をそそるものがあるが、同定はできない。

県別三重の山の残りも桧塚奥峰のみとなった。他の案内書でも仙千代峰などがある。が、その他にもいい山はありそうである。



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