志津山

【日 時】1999年 2月13日(土)
【天 候】
【山 名】志津山(732m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (13:00)自宅==(14:40)志津谷--(16:00)川原越--(17:00)志津山
--(18:00)志津谷==(18:30)自宅
【所要時間】 3時間20分
【メンバー 】単独

午前中は北部に大雪警報がでていた。午後になると晴れ出したので近場でまだいったことのない山にする。養老山系であれば、自宅から30分以内で登山口まで着けるし、東側からなら雪も少ないと想定する。大垣山岳会発行の「美濃の山」にある志津山に出かけることにする。

本には登山口までの案内が詳しく記述されていない。国道258号線から養老への道に入る。それとおぼしき道を見つけるが、志津南谷との表記になっていたのでさらに北にいったが風呂谷になったので引き返す。南濃病院・氷砂糖博物館への入り口から南に500m・ガソリンスタンドから北へ50mのところにある東海自然道が林道への入り口である。林道を500mほど進むと川原越まで2.5kmの標識がある。道路は工事中になっている。付近の道路脇に駐車し、出発する。

暫く進むと川原越まで2kmの標識とあるが、道路崩壊のため通行禁止とあってトラロープが張られている。よく見ると新雪の上に踏み後がある。時間も遅いので危ない個所があれば引き返すつもりでこの道を進む。暫くは雪もないゆるやかな道を進む。やがて急な木道となる。一登りすると、川原越の取っ付きまで平坦なトラバース道となる。この辺りが崩壊の現場であるが、歩行には問題はない。300m程の間に4〜5箇所ほど崩れたところがあった。

取っ付きからは急登となり、完全な雪道となった。何人もの人が通ったあとらしくきれいにトレースができていた。峠に近づくにつれ雪は深くなった。川原越に着くと西風が強くなり、一段と寒さが身にしみた。登ってきた道はここでも通行禁止の表示がありトラロープが張られていた。トレースは養老山方面と西側にも続いていた。どうやら東海自然道を歩いている人達のものであったようだ。私がこれから目指す志津山方面にはトレースは全くない。

いきなり急登のラッセルとなった。膝上くらいの雪であった。ラッセルするのは何年振りであろうか。振り返ると東に広がる濃尾平野と雪の養老の山々が見事である。急登と緩い登りを2度ほどくりかえすと、少し下りになった。山頂はすぐ上のはずである。本を読み返すと、適当に右斜面を登るとあった。ベンチの横から登り出す。雪に覆われた木々の間を抜けていく。時に降り積もった雪が落ち、木が跳ね返る。潅木の横に二等三角点があった。三角点から10mほどのところが西に開かれている。里の方で5時のチャイムが鳴り出したので下山開始。川原越から登りに1時間要したが、帰りは15分である。



ホームページにもどる