鷲峰山

【日 時】1999年 3月20日(土)
【天 候】雨&雪
【山 名】鷲峰山(682m)
【山 域】京都
【ルート】 (10:30)自宅==(13:00)鷲峰山林道--(14:00)金胎寺--
(15:00)一等三角点--(16:00)鷲峰山林道==(18:00)自宅
【所要時間】 3時間00分
【メンバー 】単独

天気予報によれば本日は雨でしかも荒れ模様の予報であった。天候が悪いので、車でも頂上直下まで行けそうな、地理感もある鷲峰山(じゅうぶせん)に登ることにした。自宅をいつものように遅く出発。四日市付近で渋滞。鈴鹿峠では霙まじりとなり山はうっすらと白くなっている。前日までのポカポカ陽気で雪などは想像もしなかった。

国道1号線、水口から307号線に入る。信楽のあたりではかなりの雨になっていた。峠を越え林道を走るが雪道となる。車を買い替え中で代車であったのでチェーンは持参していない。車の走行に不安をおぼえたところで道路脇に車を停め、登山開始である。

頂上付近まで車で行こうとの計画だったので思わぬ誤算であった。林道は平坦であった。雪が付いてる部分と路面が出ているところがあった。進むほど完全な雪となり、帰路が心配になった。パラボラアンテナが現われその道に進んだが行き止まりであった。

二回目のパラボラアンテナ基地はいくつかのアンテナが立っていた。かなり歩いたつもりだが、案内標識が現われず不安になったころ、湯屋谷と金胎寺(こんたいじ)の案内板を発見した。アスファルトの林道から山道に入りやっと山行らしくなった。木々に新雪が降り積もっている。

ほどなく金胎寺に着く。雪の多宝塔が風情をかもし出す。修験行場は山道が閉じていた。杉林を登ると宝筐印塔(ほうきょういんとう)のある山頂に着く。木々に鷲峰山と書かれたプレートが沢山掛けられていた。視界は雪でかき消されてしまった。帰路、パラボラアンテナ基地に赤布を見つけたので登ってみると一等三角点があった。横に天測点の標石もあった。視界は近くのアンテナが一基かすかに判別できる程度であった。三角点を確認してやっと登った気持ちになる。

新雪で、来た時のトレースが跡形もなくなっていた。1時間もかけないつもりであったが、思わぬ山行となった。車での走行を心配したが林道部分は下りばかりで国道に進むと雪もあがってしまった。1号線の土山あたりでは白銀の世界であった。結果的には天候の一番厳しい時に登山していた模様であった。





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