米山

米山
県道から米山を望む

【日 時】1999年 5月 2日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】米山(992m)
【山 域】新潟
【ルート】 (20:30)自宅==
(7:30)柿崎登山口--(9:00)米山--(12:00)柿崎登山口==
(16:00)音松荘
【所要時間】 4時間30分
【メンバー 】二人


北陸自動車道名立谷浜で仮眠。佐渡へ3:20の便で渡るつもりであったが断念し、柿崎で降りる。IC出口で[米山までどう行けばよいか」聞く。三つ目の信号を右折と教えてくれる。予定していた太平コースとはどうも異なる。8号線のガソリンスタンドでも尋ねるがその信号で良いと言われる。あとで気付くが、米山には色々なコースあり彼らは地元のコースを教えてくれたのであろう。

道路案内を拾っていくと、米山登山口のバス停があり水野林道、XX林道の案内あった。右の上に登っている広い方の水野林道を進む。米山登山口の標識を拾いながら集落の中を進む。標高をどんどん上げ林道を進むと前方に残雪を抱いた米山が現われる。山頂まで近く感じられる。右に大きく曲がり柿崎登山口に到着する。かなりの高度まで車で上がる。眼下に日本海の海岸線が広がる。春霞がかかり、期待していた佐渡が島は見えない。

朝早く、3台の車が停まっていた。荒れた小屋の横から山道が始まる。まずカタクリが出迎えてくれる。階段状の急登を登りきった所から雪が現われる。夜行軍のため若葉のぶな林の所でしばし休憩をとる。寝そべって上を見ると若葉が別の角度から見え新鮮である。朝方の為だろうか、多くの鳥の囀りが聞こえる。休んでいたら前方から下山者がきた。雪で木が道を塞いで歩きにくく非難小屋あたりで引き返してきたとのことであった。頂上までどれくらいかかるか聞いたところ1時間弱くらいではないかとのことであった。

階段の急登となる。チューブの階段はよく滑る。登り詰めたところで別のルートからの道と出会う。向かい側に予定していた太平からの尾根が望まれる。ここから緩やかな尾根道となるが下山者の指摘のあった木が道を塞いでいる部分も現われる。暫く進むと非難小屋に着く。米山山頂が間近に望まれる。小屋からは一旦大きく下り、ここから山頂へ一気の登りとなる。この鞍部が少し瘠せている。急坂の雪道となるが、気持ちのよい登行である。

山頂には立派な小屋と神社があった。ポカポカ陽気で皆、小屋には入らず外で団欒している。日本海の海岸線や上越の山が望まれた。春霞が懸り近景のみであったが、遠景が効けばその眺望のよさの片鱗を伺いしることができた。太平コースから登山者がどんどん上がってくる。この山の人気の高さを思い知る。山での初めてのスケッチに挑戦する。

下山するが、うだるような暑さになった。直江津に戻り佐渡への便を問い合わすが、佐渡へは渡れるが、宿はないとのことであった。佐渡は諦め、明日は守門岳に登ることにし、入広瀬村の音松荘に宿泊した。



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