守門岳

守門岳
小烏帽子から守門岳を望む

【日 時】1999年 5月 3日(月)
【天 候】晴れ
【山 名】守門岳(1537m)
【山 域】新潟
【ルート】 (6:40)音松荘==
(7:30)大原登山口--(8:00)エデシ--(9:00) 展望台--(10:10)守門岳(10:40)
--(12:50)大原登山口==(14:10)守門温泉(14:50)==(17:45)角田浜民宿
(19:00)自宅
【所要時間】 5時間20分
【メンバー 】二人

6:40 音松荘発。大白川バス停から大原国際スキー場に向かう。スキー場の中の道を進み登山口に着く。テント3張りあった。登山口が分からず探す。駐車した目の前に雪に埋もれて頭のでた、守門岳登山口の杭があった。

いきなりの急登となる。登り口のトレースははっきりしないが、登るにつれて道もトレースも明瞭になる。30分登ったところで休憩。ここがエデシとはおもわなかった。守門岳から東に伸びる山が望まれる。最初このつり尾根の山(烏帽子)が守門岳と思われた。単独行と夫婦の登山者がゆっくりしたいいペースで追いぬいていく。岩場の混じる明るい尾根道となる。道の傍らには、コブシや椿の花が咲いている。

展望台で一服する。下山者があり驚く。朝5時前から登り始めたとのことであった。ここで守門岳山頂は一番手前であることを聞く。道はいよいよ急となり、ロープで乗越すところも出てくる。稜線近くなると益々斜度は強くなり、完全な雪道となる。このコースではこの部分が最も険しい。

稜線に出ると雪原となり暫く緩やかな傾斜を登り詰めると平らな雪原の小烏帽子に着く。斜度も少ない雪原の道が意外ときつく覚えた。目の前には守門岳山頂がせまり、大岳側からの稜線も望まれる。風もないので休憩し最後の登りに付く。

雪道と表れた道を辿りながら山頂に着く。大きく裾野を広げた浅草岳が背後にそびえる。大岳側からの登山者が多い。山頂は風が強い。浅草岳の右に見えるのは毛猛山であろうか。登りでみえていたつり尾根のピークは山頂からは望めない。しかし、そのアプローチのトレースを見るとかなり厳しい登行の様子である。

風を避け簡単に食事を済ませ下山にかかる。何人かの登山者に出会うが、皆それなりの装備をしているようであった。烏帽子岳を越え、稜線から雪の急な下りとなる。私にとっては格好のグリセードの場所であるが、妻は雪道が苦手でおそるおそる下山する。

心配していた天候も汗ばむほどの陽気となり、コブシの花が鮮やかに開いていた。雪が融けだし道もドロンコになっていた。下山した時は午後も過ぎていたので、浅草岳はまたの機会とする。

明日は確実に雨との予報なので新潟近くの角田浜の民宿に泊まることにした。途中守門温泉に入り、292号線を走らせていると雨が降ってきた。三条・燕から県道を走らせていると大きな鳥居の向こうに立派な山が見えてきた。弥彦山・多宝山であった。また私達がむかう角田浜には角田山があった。いずれも標高は低いが山を見ただけで登高欲が沸いてきた。明日は一応、佐渡登山であるが、状況次第ではこれらの山も登ってみたいと思った。



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