霊仙(敗退)・青龍山

霊仙南部
林道終点から霊仙南部を望む

【日 時】1999年 6月 5日(土)
【天 候】
【山 名】霊仙(敗退)(1098m)・青龍山(333m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (12:30)自宅==(14:00)林道終点-笹薮-(15:00)林道終点==
(15:30)斧谷橋-斧谷-(16:30)斧谷橋 ==
(18:00)胡宮神社--(18:20)青龍山--(18:45)胡宮神社==(20:00)自宅
【所要時間】1時間00分・1時間00分・45分
【メンバー 】単独


明日は県のグリーンボランティア参加のため、本日は日帰り登山となる。遠出を計画していたが、体調が芳しくないため近場の鈴鹿の霊仙にする。霊仙は柏原と醒ヶ井の北側からは登ったことがある。本日は南側からのアプローチを考えた。鞍掛峠を越え大君(おじ)ヶ畑から権現谷林道に入る。斧谷(白谷)林道に入るとダートになる。前方に鹿が飛び出す。日本鹿である。鈴鹿で鹿を見るとは思いもしなかった。谷から離れると舗装された道が暫く続く。下りになるとまたダートになる。霊仙の南面を東から西に進み林道終点に達する。

私の持っている1994年発行の昭文社のルートマップによると、この林道と南西尾根ルートが交叉している。よく見ると薄い踏み跡があるのでそれを辿っていく。暫く進むとテープ・道も消失してしまった。1時間ほど笹薮に突っ込んで格闘するがとても太刀打ちできるものでないと悟り退却。私の持っている地図では途中にも点線のルートが記載されているがそれらしい道はない。最後に斧谷から谷山へのルートに挑戦する。橋の左岸の切り開きを少し溯るが林業の作業用の道で斜度がきつくあまり踏まれていない。橋に戻り谷に降りると右岸に古い道を発見する。その道を少し辿るがやがて踏み跡も赤布も消失する。私の実力では厳しい谷であることを認識する。橋に戻り足元に目をやるとヒルがついていた。

帰りに次回のために南西尾根の取っ付きの落合を廻る。このまま帰るのは情けないので滋賀県の山でこの地域の山を一つ登っていくことにした。道なりに進むと多賀大社があり、その数百m先に胡宮(このみや)神社がある。青龍山は胡宮神社のご神体である。ここからが青龍山の登山口「いわくらの小径」である。「さえずりの小径」「みはらしの小径」「たにの小径」等いくつかの散策コースがあるようだ。木組の道を登り切ると分岐に出会う。分岐から山頂方面はすこし荒れていた。開けた山頂だが、木々が囲み展望はそれほど良くない。三角点の標石があったが等級は判別できなかった。霞がかかっているが、西日が琵琶湖の湖面を照らしていた。

私の持っている昭文社のエリアマップは1994年発行のもので、本屋で最近発行されたものを見ると、霊仙の南側からルートは全て削除されていた。また林道終点から南西尾根はかなり離れて記載されていた。鈴鹿の滋賀県側のルートの改廃は早いようだ。同じ地域のエリアマップを買いなおす気にはならず、鈴鹿を滋賀県側からアプローチする場合は本屋で立ち読みしてルートを頭に入れておくことにしよう!。・・・??。



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